花粉まぶしの里に白い花が
停めておいた車がウグイス餅のきな粉のように、ほんのり黄色い粉に覆われています。コナラ・ミズナラの花が開花しているからのようです。この山に自生する樹で一番多いのはコナラではないでしょうか?
このあとも白樺や栗なども続き、梅雨の始まりの頃にはベランダがまっ黄色になるぐらいになります。そのせいか、気温の上下の激しさか、連休の疲れか体調を崩してしまい二三日ごろごろしていました。高熱が出たらインフルエンザかと身構えていたのですが、ちっとも体温は上がらずじまい。村では体調を崩している人は結構いる様子で、何処の店も「静か」で、「追分宿」自体がうだうだしているそんな五月の下旬です。
ここ10日間で、高木がついに芽吹き辺りの風景は一変しました。早春に裸木の下で陽光をさんさんと浴びていた花はだんだんおとなしくなり、徐々に白い花が増え始めます。木下にひっそりとツマトリソウ(↓左)、マイヅルソウが咲き、葉陰の隠れるようにチョウセンゴミシ(↓中)、オドリコソウ(↓右)が咲いています。
それと同時に虫の王国になりつつあり、門燈を点けっぱなしにしておくと、電燈の周りの壁は虫だらけとなります。
「日和」が出ました。追分コロニーのお勧め本は、下記の二冊です。
赤レンガの本は、碓氷峠の旧信越線のめがね橋を見て以来レンガ造りの素晴らしさに魅せられていたので、この本で日本のあちこちでまだ赤レンガ建築が健在だということをしり、嬉しくなりました。貴重な記録だと思います。貴方の街にもまだあるかも?
- 作者: 佐藤啓子
- 出版社/メーカー: 青幻舎
- 発売日: 2009/03/25
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大人のためのバードウォッチング入門―イラストで知る探鳥術指南
- 作者: 谷口高司,谷口りつこ
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