otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

梅雨の合間の光と影と

梅雨の最中に、ほんの束の間でも太陽の陽射しが降り注ぐと、あたりが活き活きとなり、太陽エネルギーを求めてあたかも植物が伸びをするような感じがします。ここでは気温はまだ高くないですが、陽射しの強さは影の濃さに見られます。葉が太陽を求めて枝を広げるので、地面は暗くなりました。木の下に入るとひんやりします。温度を下げるのには木を植えるのが一番!
  

今が盛りのガマズミの花。日がさすと小さな花が太陽に向かっていっせいに開き、甘い香りが漂いそこに蝶や蜂やアブが集まってきます。
カメラを持ちだして構えていると、昆虫の羽音が聞こえてきました。蜜や花粉を集めるのに夢中で、花にカメラを向けて固まっている私には昆虫は見向きもしません。忙しく動き回って、なかなかカメラに納まってくれません。昨年の今頃、オオムラサキの写真を撮った事を思い出し、しばらく草叢で佇んでいましたが、ウスバシロチョウしか撮れませんでした。セセリもいましたが、ロケット蝶ならではのすばしっこさで、私のカメラでは到底捕まえられません。

昆虫写真家の皆さんには、テクニックの素晴らしさに加えて長年の勘というかコツのようなものがあるのでしょう。しかし、なぜか昆虫を追いかけているのは少年(失礼)ばかり・・・。
[rakuten:book:11837698:image] 昆虫記 (写真記シリーズ) [rakuten:book:11248807:image] 

完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上

完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上

太陽光を求めて植物も昆虫も懸命に生きて、そのパワーに圧倒されそうな今日この頃、それもそのはず明日は夏至です。考えてみれば太陽光と梅雨の雨(水分)がふんだんなこの時期、庭が雑草のジャングルになるわけだ!

夜半過ぎ、雨音が聞こえてきました。

明日は、エコノミーセミナー開催日にて、10:00から店も開けます。本屋の営業は手前部分のみとなりますが、ご了承下さい。セミナーへの飛び入り参加はOKですが、10時までにはお越しください。どうぞよろしくお願いいたします。