otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

白の次は黄色

otobokecat2009-06-25

ウワミズザクラ、チョウセンゴミシ、オドリコソウ、マイヅルソウ、サワフタギ、ミズキ、ハリエンジュ、ヤマボウシ、オトコヨゾメ、ノイバラ、ガマズミ、ユキノシタと白い花が出そろった後には、そろそろ黄色い花の季節が到来、いよいよ七月近しです。
諏訪神社の脇の草っ原が、早春にはムラサキケマンの原、その後はオドリコソウの原だったのですが、今日通りかかったら、いつの間にかクサノオウがあたり一帯咲いていました。実はクサノオウは春先からすでに咲いていますが、いつの間にか勢力を拡大しています。家の裏手には花がタンポポに似たジシバリや、ニガナ、石の周りにヒメレンゲが咲き始めました。暑さが本格的になる頃には、月見草らしきのは今はもっぱらメマツヨイグサ。キリンソウもパッチリと星のような花をつけます。ツリフネソウも夏の茂みの花です。これみんな黄色い花です。ひまわりのような派手な花は山野には無いですが、緑が深くなる真夏には、黄色い花はわりと目立ちます。葉が黄葉する秋には、今度は赤紫の花が増えるような・・・。勿論例外は多々ありますが、花の色と葉の色というのは案外関係があるのではないでしょうか?なにしろ花はちゃんと虫に見つけてもらわないといけないのですから。
  
                 ハナイカダに実が(右)


梅雨の合間に、晴れの日が続いています。あまり当てにしていなかったら、明日もまた晴れるとのこと。テニスやゴルフの予約が入る軽井沢としては、週末まで持たせてほしいところですが。
湿度はばっちりあるようで、山はかすんで見えます。気のせいか噴煙多めの昨今です。時折、風向きによっては追分でも硫黄の臭いがします。今までは気のせいかなと思っていましたが、先日北軽井沢の麦小舎さんへ向かったときに万山望あたりで同じ臭いがして、やはりこれは浅間山から漂ってくる臭いだと確信しました。春以降山が雲の向こうに隠れてしまうことも増えましたが、臭いで存在感を示しています。
4年に一度漏電の検査に来た中部電力の検査員さんが、配電盤の蓋を開けてみたら、なんとヤマネの死骸が挟まっていました。ヤマネは冬には冬眠しているはずなので、寒さの厳しい晩秋か、春の遅霜の頃にでも暖を求めて、天井裏からここへたどり着いて、感電死してしまったのでしょうか?生きているときに会いたかったです。哀れ、一体何時からそこにあったのやら・・・。