otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

行くもの、来るもの

otobokecat2009-06-28

ベル公の実家;亀田屋商店の店番猫:カフェ・(オレ メスだけど)→
亀田屋商店の猫は、みな飲み物の名前が付いています。ベルの母親はミルク。ベルの兄弟はサイダー(サイちゃん)で、最近の新入りはココア、という具合に。

店の裏手の立ち枯れた木にスイカズラが巻きついて、二年前の夏には見事に花をつけていましたが、台風でなぎ倒された木のとばっちりを受けて、倒木の整理のドサクサに、スイカズラも消滅してしまいました。
当初私はこれがハナヒョウタンボクと勘違いしていて、これが絶滅危惧種であり、北上山地と軽井沢周辺にのみ見られる珍しい花であると思い込み、なんとか守ればよかったとしきりに残念に思ったのでした。

でも実はこれはスイカズラで、ハナヒョウタンボクは同じスイカズラ科でありながらも、別のものであることが判明しました。スイカズラはそれほど珍しくなく、でも薬用植物です。

そして今日、蝶が飛び交うので、カメラをもって蝶を追って庭をうろうろしていたら、あのスイカズラの花が咲いているではありませんか。なんと花壇の真ん中に勝手に生えてきたカエデの木に巻きついているのです。花壇とは名ばかりの手入れの行き届かない草原に生えてきた2mぐらいのカエデです。今までまったく気が付きませんでした。何時からここにあったんでしょうか?凄くいいにおいがします。
 

独特のつんと上を向いた蕾がまだ沢山付いています。早速カメラに収めました。
邪魔だなと、切ってしまおうかと思っていた木でした。危ない危ない!花が付いているうちによく観察して、花のあとも間違って刈り込んでしまわないようにしなくては。スイカズラは、白い花が途中からクリーム色になることから「金銀花」といわれています。常緑なので忍冬(ニンドウ)の名もありますが、厳冬の追分の冬でも果たして忍冬だったら、なかなかの根性者ですが。実も付くようなので、続けて観察していこうとお思います。ちょっと嬉しい再会でした。

今日も一滴も雨は降らず、店を閉めてから水遣りなど。まったく雨の心配がなく、アウトドアに完璧な週末は久しぶりでした。
さあ、いよいよ7月です。追分区の区民回覧板に馬子唄道中に向けての準備作業ための冊子が入っていました。店としても協賛していますが、区民の側からの参加は初めてで、一日の行事のための準備が入念に行われていることを知りました。特に役についている方は大変です。浅間神社の草刈りからはじまり、提灯つりから、清掃作業などが26日の本番まで、三週間かけて準備をしますが、それが来週からスタートします。
当店も18・19日とイベントが入っており(ガーデニングとエコノミーセミナー)、22日は皆既日食観察(これは個人的に)、26日馬子唄道中開催日には恒例の青空古本市を開催します。
7月の声を聞くと、いよいよだなと思います。
皆様、この夏もどうぞよろしくお願いいたします。

PS.ガーデニングはすでに半分ほど席が埋まっております。
ご予約はお早めに!