otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

めくっても変らないもの

otobokecat2009-08-02

ソウです、答えは歴然。八月ともなれば、と勝手に期待してしまったのですが、だめでした。八月一桁というと軽井沢のトップシーズンのはずなのですがね…。
店に行く前に、箒かついで実家の墓掃除に行ってきました。本当は昨日8月1日にするのがこのあたりの慣わしなのですが、降られてしまうとどうもやる気を削がれます。でもあたりの墓には、ちゃんと花が上がっているところも多々ありました。今朝は蝉も鳴かないので、何時降られてもおかしくないと空を見ながら、ざっと掃き掃除をやって今日はおしまい。13日直前にもう少しやりますか。13日朝は泉洞寺のお坊さんがお経を上げてくださいます。墓は家のものと考えれば、私はもう入らない墓ではありますが、私にとっては追分の山ノ神に祈るつもりで墓参をしています。
店は、番頭も書いているように、一年で一番様々なお客様の見える時期となりました。毎年見えるひと夏滞在予定の方から、蕎麦屋に来たついでに寄ってみた人、学校の保養所に来た学生さんグループ、旧軽井沢、北軽井沢から追分まで遠征してきた人、長野・上田・佐久から軽井沢に遊びに来た人まで。この町の特殊性を如実に反映しているのが八月はじめと終わりです。八月半ば:お盆ともなると道路が混むためか、ご年配の別荘滞在者はあまり出なくなるのです。混むのがいやだと都会へ帰ってしまう人もいるぐらいです。
仕事の帰りにカーテンやのSさんが寄ってくれました。Sさんの様に開店時から来て下さっている方には、ずっと変化を見守っていただいているわけで、進化できていれば良いけれど、あらら・・・と思われたらとちょっと緊張します。
早めに上がって、帰宅途中ご近所に寄ってちょっと世間話など。皆さん一様に天気を憂いていました。特にままごと屋さんは今春からですから。上田のアトリエ・ケイナさんの羊毛フェルトでできた人形を置くようになり、手作り品も増えたようです。しっかり織ってある真田紐が布バックの取っ手にできそうなので購入しました。寿美やさんで買ったキャベツと大根一本を持って、山路を帰ってきました。
道の両側のあちこちにキノコが生えていました。温度といい水分といいキノコにはぴったりの今日この頃です。これでたべられるキノコがあれば尚よいですが…。キノコの生えている山を歩くのは楽しいです。

 
■仲がいいというか、押し合いしているキノコ2本。
そこへハサミムシがやってきましたよ。
きのこの絵本―ちいさな森のいのち (しぜんのほん)キノコといえば小林路子さん
きのこの本 (はじめての発見)このシリーズは実に良くできています。