otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

どらを叩きたくなるとき?

朝から蝉時雨を聞くことができるようになり、ブック・カフェでは、冷たい飲み物のオーダーも増えてきました。ついに三日前までは冷蔵庫のコンセントを抜いてしまおうかと思っていました。(笑)なんとか夏らしくなってほっとしている今日この頃です。
天気が安定してきたお陰で、8月7日の散策にお申し込みが入っています。予報では当日おひさまのマークが見えています。せせらぎの音に涼を求めて歩くことができそうです。幸いこの散策コースは林の中を歩きますので、たとえかんかん照りでも心地よく散歩できると思います。あと若干組参加受付できます。お申し込みはお早めに!台風の気が変らないことを祈りましょう。

昨日今日と早店番。避暑地らしく、夏は三世代のお客様が目立ちます(+平日はお父さんが不在のことが多いのが特徴です)。本に興味を持っているおじい様おばあ様がおられる場合に、そこに本を読む子供さんの姿がみうけられます。おそらくこれはその方がたのご家庭に本があり、こどもが本の放射線を浴びる環境に育つということによるのだろうと思います。
カウンターにいて事務をしていて、ふと目を上げると相当の人が本棚を見ておられるのに、すごく店内が静かなことがありますが、そのひと時が私にとって至福の時間です。一方、時たま僅か数人しかいなくても店内が大騒ぎになっていることもあるのです。それが走り回っている小さな子供とは限りません。図書館ではあるまいし「お静かに!」というわけにもいかず、どうしていいかわらなくなり、思わず「どら」でも叩きたくなります。今日は有り難いことにどらは必要の無い佳い日でした。

店を閉めて山荘に戻るときに、ヒグラシが鳴いていました。今日は雨降りなしの二日目で少し空気が乾いて、浅間山を久しぶりに見ることができました。そこにあることがわかっても、たまには存在を確認しないとね。


■夕暮れ時の浅間山 
夕焼けまではいきませんでした。裾には夕もやが湧いてきています。
国有林に分け入るとメマツヨイグサに蕾が沢山ついていますが、日が暮れてから、ここへ入ってくる勇気はありません、なにしろ猪の痕跡があちこちにあるので。
日没後には咲くのでしょうか?気になるところです。