otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

桃の節句に相応しく

otobokecat2010-02-05

毎朝きっちり冷え込んで−10℃前後の日々が続いていますので、地表はまだ雪に覆われています。なにしろ最高気温も零度あたりなので、ぽたぽたと融けるまではいきませんが、日差しをさんさんと浴びているので気化しているらしく、かさは少しずつ減ってきているようです。一方屋根にはツララが出来ています。わずかに融けた水が落ちているところが即座に凍って氷になり、氷祭りになっている箇所も所々あります。
屋根からは雪解け水が落ち、しかも往来がある玄関などでは、氷の床が出来あがってしまって、追分駅前で私もすっころびました。頭上の軒下のツララに気を取られていたのです。危険極まりない状態です。あそこで転んだの私だけかしら?
地元の小学生たちはそんな状態の通学路ですがさすがにうまく歩き、転んでいるのはあまり見たことがありません。カーリングの箒で掃いている時のように、足裏を雪面にするようにうまく歩いています。私はというと体型的にも?ペンギン風に小またでぺたぺた・・・。これでも昔スケートやってたんですが、だめですねぇ・・・。
雪の原で元気一杯は野鳥たち。雪の降る前の枯葉に覆われていた頃、地面がうごめくなぁと思ったら、アトリの大群が林の中で落ち葉をひっくり返して歩いていました。枯れ葉は彼らの保護色なのです。シジュウカラヤマガラ・コガラなどのカラ族は相変わらずベランダのヒマワリの種を求めて賑やかにやってきて、一日で餌箱を空っぽにしていきます。
山荘北側の出窓の外に、毎日必ずジョウビタキ♂が一羽やってきて、鮮やかなオレンジ色の胸毛が白い雪に映えてキレイです。ジョウビタキは団体行動をしないので、多分ここが彼の縄張りなのでしょう。水盤も今は雪に埋もれてしまっています。
店の裏にも餌を出していますが、ひえや粟の無くなりが激しいなあと思ったら、ホオジロだと思っていたら、食べたのはスズメでした。大挙して押しかけて一気に食べて行ってしまいます。同じ追分でも林道付近にはスズメは見たことが無いのですが、民家のある里側;街道沿いにはスズメがいます。
散歩しているとメジロエナガもよく見かけます。
虫が空中にいない今の時期だけは、野鳥が少し人に近づいてきます。肉眼でもよく見えます。

番頭N氏は、本日の短波放送にゲスト出演すべく朝のバスで山を降りて行きました。短波放送は、あまり一般的ではなくなかなか聞くことが出来ないかと思いますが、ご参考まで↓。

2月5日(金)17:30〜17:45 
 ラジオNIKKEI「マーケットトレンド」 
    ⇒http://blog.radionikkei.jp/trend/

さて明日から世田谷文学館石井桃子展が始まります。没後初めての回顧展となります。(4月11日まで)
関連の催事もいろいろ行われるようで、それを東京子ども図書館スタッフとお話ボランティアが担当するそうです。
会期中にぜひとも伺い、時間をかけてゆっくり拝見したいと思っています。

ある一人の人が偉業を成し遂げた後に、その灯火をともし続けるということはまたなみなみならぬご苦労のあることと思いますが、それだけの価値のあることだと確信します。

 
http://www.setabun.or.jp/exhibition/ishiimomokoten/


三月ひなのつき (福音館創作童話シリーズ)
石井桃子,朝倉摂 福音館書店 1963/12/01