otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

おいわけ食堂大盛況

■今はもう枝の上の雪、氷はありません。屋根、常緑樹、林の中はまだ白いです。

追分は先日の雨氷にすっぽりとくるまれて、以来ずっとまさしく氷の国でしたが、ようやくその呪縛から解き放たれようとしています。今日の追分はひさしぶりにすっきりと晴れました。青空はそれだけで気持ちがいいですね。
(実はカーリングを夜通し見ていた私には、雪原はちょいと眩しすぎますけれど)
軒先の長いツララも、モミにへばりついた雨氷もこれで地表へ降りてくるでしょう。それにしてもツララはかなりの危険物。もし私が店の北側でのびていたら、おそらく犯人は頭上のツララですぞ。1mはあります。
一方、関東地方は今朝雪景色だったようですね。軽井沢と東京方面の天気がこんなに違うのは案外珍しいです。関東との境には峠があるのですが、それでも長野県内の天気予報より、関東の天気に近い東信地区なのです。


ヤマガラ              ■ジョウビタキ

             ■シジュウカラ

人間世界はすっかり静かな日々ですが、鳥の餌台:おいわけ食堂は連日、カラ属の皆さんに大賑わいです。ゴジュウカラもシメも来るようになりました。林の中にはアトリが歩いています。以前も書いたオレンジが鮮やかなジョウビタキ(↑上右)も、北側の窓の外に必ず毎日やってきて、どうもお目当てはウルシの実らしいです。浄化槽のふたの上に溜まる雪とけ水も鳥たちには人気です。凄い勢いで消費されていき、私は朝起きるとストーブをつけるより先にまず餌の補充をしています。
さて、またヒマワリ種を買ってこなくては。これもあと一ヶ月くらいでしょうか。鳥たちの鳴き方が少し変わったような気もする昨今です。
山荘も店の周りも地面は雪に覆われていますが、その表面には沢山の「梅マーク」:ニャンコの足跡が沢山着いています。山荘の玄関を開けるとたいてい外猫狐君のでかい頭がのぞきます。こちらの生活パターンを見抜いているのです。狐君はご飯にありつくまで、鼻息荒く頭つきのように足にまとわりついて、危うく踏んでしまいそう。その凄い執念に負けて、ベル公の残りを差し出す羽目に。林の中に黒猫の姿もときおり見かけます。人より動物数の方が勝っている追分です。

藤田まことさんが旅立たれたという訃報に驚きました。  合掌。