otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

辛うじてホワイトな日

    
■最近はイカルやシメも来ます。 ↑ヒマワリの種の中身をを食べた後。

ドカンと降った雪も、気温が上がり次第にかさが減っていますが、辛うじて今日はまだ残っており、正真正銘の「ホワイトデー」の追分でした。
いよいよシーズン到来を間近にして、何時までも雪被って冬眠していられません。チラシの印刷やら、市場の支払い、取次ぎに頼んである本の回収、そしてついでに実家の両親のご機嫌伺いと、あれこれ雑事があり、会社の決算の数字をなんとかまとめたものを会計士さんにお送りして、日曜の朝の新幹線に飛び乗りました。明日は松本の市の日、来週月曜は連休とあって、東京に行くことは3月下旬まで無いため、急遽ばたばたと東京行きが決まりました。火曜の夜には追分で会議もあるので、そこまでに戻ってこなくてはなりません。30時間のばたばた出張です。

今日3月14日は追分に住んでおられた鉄道写真家;真島満秀氏の命日でもあります(2009年没)。昨日、この日のために追分にご親族やご友人が集まってこられて、当店にも寄っていただきました。
追悼写真集『鉄道写真家 真島満秀の世界』(JTBパブリッシング)を、最近取りざたされている「撮り鉄」のみなさんにも是非見ていただきたいと思います。鉄道や線路に強引に張り付いて撮った写真にはおそらく写らないものが、この写真の中には溢れていると確信します。『日和文庫』にも推薦しました。
もう一冊は『床下の小人たち』メアリーノートン作の児童文学の名作。この夏スタジオ・ジブリによりアニメ化されるとのこと。その前に是非活字で読んでいただきたいと思います。「借り暮らし」をしている主人公のアリエッティはどんな女の子だろうかなどと思い巡らしてみて欲しいのです。
床下の小人たち (小人の冒険シリーズ 1)床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)川をくだる小人たち―小人の冒険シリーズ〈3〉 (岩波少年文庫 (064))
■小人シリーズは全部で五種類あります。
 岩波少年文庫版が読みやすいかもしれません。

その今月の『日和』はサッカー松本山雅の特集です。チーム名に漢字が使われている唯一のチームで、これ、いいと思います。チームカラーは緑であり、長野は今「緑化」が進んでいるのだそう・・・。スポーツには人をまとめる力もあります。サッカーワールド・カップの今年、冬季オリンピックがそうであったように、日本中がスポーツで盛り上がることを期待したいです。