目覚める頃

春の連休が近づくと、にわかに別荘が多いこの地は活気づきます。晩秋で閉めて、凍結防止で水を抜いて休眠していた別荘や学校の寮、会社の保養所がいっせいに人を迎える準備に取り掛かるのです。静養地なので夏の間は大きな工事が禁止されているので、建てかえるとか、新築などの工事も早春から7月末までがピークとなります。
別荘や寮の管理人、土木建築業者をはじめ、ホテルや飲食店にかかわる人、商店（我々もその端っこに）などもそれにともなって忙しくなります。今年のように何時までも寒さが厳しいと、そういった準備に支障が出てきて、さまざまな苦労があるようです。
寒いけれど晴天の拝めた三日間が終わり、今日は朝から小雨交じりの霧がまいて木立が震えていますが、林道は通勤時間がすんでも車の行き来が多いです。連休まであと二日しかありません。5月には暖かくなると言う予報を頼みにして、寒いけどがんばろう！

どうやら、今年の辛夷の開花はあまり期待できないようです。多分、花芽が育つところで、霜にやられてしまったのでしょう、ほころびかけていたのに、ぽつんぽつんと花が咲くのみで、もう枯れてきているのもあります。

◆追分には梅は咲かない、とどなたかに言い放ってしまいましたが、咲いてました。
◆これからはうんざりするタンポポさえも、今はよく咲いたねと声をかけそう。