otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

雨が緑をベールをかけていく

ここ数日の異常なほどの高温が、今日は雨によってクールダウンされて、一息ついた感じです。雨に洗われて緑がいきいきと見えますが、つい数日前は陰も形も無かったように思うけれど、もうすっかり地面は緑で覆われ、あまりに何食わぬ顔つきなので、「アレ?何時からそこにいたんだっけ?」と聞きたくなるようです。
まだ高木は芽吹いておらず、地面と低木が緑になったところです。林がボーっと緑に見えます。

舗装していない道は、道の真ん中には草が生えます。

 

5月5日から五日間、星野エリアで初の試み「軽井沢マルシェ」が行われていると聞いたので、開店前にのぞきに行ってみました。ハルニレテラスで、テントをたててマルシェが行われていました。あいにくの雨で、商品は濡れるし人出も多くは無く、ちょっと出店者さんには気の毒な一日でした。ジャムや蜂蜜、生鮮野菜、フェルト小物や雑貨店などが10店ほど軒を並べていました。屋外のイベントは天気に大きく左右されるのが難です。5日あたり賑わったことでしょう。今週末は天気がよさそうなので、良かったですね。新緑は人を屋外にいざなってくれますから。

今日は雨なので、当店も外の均一台は出しませんでした。連休を避けていらした方、高速道路などの混雑を回避して、日をずらして帰られる方などが、店に寄ってくださいました。
夕刻の天気予報によると、なんと全県に「霜注意報」が出ています!北海道には雪マークが見られましたが、さすがにここには雪の可能性は無いようです。乱高下ですが、むしろこれで例年並。明日は晴天とのこと、花盛りの里の風情が楽しめそうです。町花サクラソウも咲き始めましたよ。


  
夕刻、雨上がりの青紫色の浅間山がみえました。

「日和」が届きました。「クラフトフェアまつもと」のある今月の日和文庫にはこの二冊を選びました。
生意気なことを言うようですが、自然のものに囲まれて生活していると、すべてのものはこの母なる大地から生み出されているということを実感します。迫田司氏もおそらくソウ実感しているでしょう。

四万十日用百貨店『四万十日用百貨店』迫田司 羽鳥書店 2009
杉浦康平のデザイン (平凡社新書)杉浦康平のデザイン』臼田捷治(平凡社新書) 2010

杉浦康平というと雑誌『銀花』の表紙が一番に思い浮かびますが、たとえば当店でも人気の高い絵本『立体で見る星の本(かがくのほん)』 福音館書店も 北村正利 と共著です。杉浦康平による表紙デザインは、アジアの血を感じる本の顔だと思います。
星の本 (福音館の科学シリーズ)