otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

変身は脱皮みたいなもの?


8日からの《本屋の中の写真展》開催のために、いよいよブックカフェのレイアウトの大改造が始まりました。
7月4日日曜日の閉店後にまず壁際の本棚の中身を縛っては階上に、縛っては階上に。空っぽの本棚を部屋の真ん中に寄せて、チームメロジがパネル建て。
一方チーム真島事務所が、大型車を使って大型写真の運び込みをしました。


月曜日、我々はひたすら片付けて、明日なんとか飾り付けできるよう空間の準備を終日行いました。一方チーム真島は、強力な助っ人が見つかり、現場検証。用具の購入など。
火曜日午後、チーム真島と助っ人氏がさらに応援部隊を連れて来店。大型写真を中心に取り付け開始。大型写真は相当迫力があります。
助っ人さんがお帰りの後は、本棚を空いている空間に戻したり、ストーブの周りに鉄道関連用品を飾ったりといった雰囲気作り。
御代田の写真やさん依田フォトさんが見えて、販売用の写真の打ち合わせなど。さすがにその道のプロばかりなのでかなり細かい打ち合わせが行われていたようです。会期中2L判の素晴らしい写真が販売されます。お楽しみに。どれもこれも素晴らしいです。14種類あり選ぶのに困るくらいです。
その後全体の状態を考えながら、最後に小さめの写真の配置を。ちょっと意外なところにも飾られましたよ。さてどこでしょうか。探してみてください。
最後に二階の書庫から鉄道本や雑誌を下ろしたところ、真島事務所の面々が、真島満秀氏の連載記事や、ご自分の写真をあちこちに発見、場は大いに盛り上がりました。

今日の午後4時間で一応飾りつけは無事終了し、コーラで乾杯、記念撮影後に解散。お疲れ様でした。
後は明日一日でチーム・コロニーが会場内の本棚に本を配置すれば、完了です。「本屋の中の写真展」らしさをどう表現するか、ちょっと緊張します。
チーム真島の助っ人さんは、生前満秀氏が親しくしていた工務店さんたちで、たまたま会ってこの写真展のことを知り、急遽応援してくださることになったそうで、そのFさんが下見の時に「柳屋」のつくりを大いにほめてくださったら、今日なんとこの家の設計士Mが半年振りにぶらっと立ち寄ってくださるという按配で、一事が万事つながるあのいつもの螺旋構造がまたここにもありました。設計した建物が、いろいろな人の出会いの場所となって、活かされているのを目の当たりにして嬉しいといってくださいました。


メロジ正面2009     →真島満秀展正面2010

半年に一度のペースで、レイアウトの大改造をする本屋は滅多に無いと思います。なにしろ本は重いし、編集作業は骨が折れる仕事ですが、期限付きで作業することで、思い切った変身をすることもでき、その度に少しずつ改革つまり脱皮して成長してきたように思います。

鉄道写真家・真島満秀の世界 (JTBのMOOK)

鉄道写真家・真島満秀の世界 (JTBのMOOK)

鉄道の鉄道記 (写真記シリーズ)全国鉄道絶景撮影地300 JTBムック