精霊のちから

■ハギ満開
盆の墓参りをしてから、店を開けました。
台風は行き過ぎたもの今ひとつぱっとしない空模様でしたが、墓参りの際中に雨が降ったことは、不思議と知る限り一度もありません。
俗的な部分では、盆の間は主要道路がひどく混んで、抜け道に使う車が中山道や林道を走り抜けて行き、危険なほどです。観光地でもあり、避暑地でもあり、地方でもあるこの町は少々混沌としています。それなのに、この時期に町内で女子ゴルフのトーナメントがあったりします。やれやれ。
夜になって、今年もお決まりの盆踊りの曲が浅間神社から聞こえてきました。煩いなぁ〜と思うものの、期間が終わってしまうとふと寂しかったりします。林に森に精霊の気配があるような４日間。小さい頃はおっかなかったなぁ、でも今は一晩ぐらい浅間神社の暗闇のなかに身をおいてみてもいいかなと思います。
帰省している少年Ｒは、「やめとけ」というのに、混雑の中観光地である白糸の滝や、千ヶ滝、ハルニレテラスに車で出かけていきました。事故を起こさずに帰還してホッとしました。

◆インテリア・エキジビションの本を追加しました。空間の中に少しでも「本」の存在感があるようで、ちょっと嬉しいです。市村記念館です。
◆旧軽井沢のメロジ展は残すところあと２日。好評のようで何よりです。観光会館二階です。

■クサフジ

それぞれの夏がみるみる過ぎていきます。当店栞製作担当は不本意ながらベッドの上、どうかここにも精霊の力をお貸し下さい。