otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

小さき声3

■岩手の大学に通っていて被災して、避難勧告が出て小学校に避難していた甥は、大学の手配したバス三台で東京移動したということです。彼は糖尿病を患っていたので、本当に心配していました。良かった!北里大学の危機管理能力に拍手です。有難うございました。
下宿生以外にも、旅行や出張中に被災した方:東北に身寄りの無い方も少なからずいたことでしょう。心細いこととお察しします。
■いろいろ書きたいことはありますが、ついおばさんのぼやきになってしまうので、この際下手なことはやめることにしました。既に多くの人がさまざまなことを実践していることを知り、うれしく思います。

■たまたま見つけた「発声練習」さんのブログはすばらしい。
http://d.hatena.ne.jp/next49/20110313/p4

とにかく被災地から離れている(私)人は、今は被災地の迷惑にならないことだけを心がけたいと思います。とりあえず無事故と節約です。

でも最後に一言だけ。おいテレビ!電波をむだに使うのはやめてください。各局がこぞってどんどんリポーターを送り込んで現場の状態を映していることは「今」それをすべきではありません。より悲惨な絵を探しているようにさえ思います。
地震津波のメカニズムや、原発の報道もどうなんだろう。
映像を撮るなら、避難所の場所とそこにいる人たちの情報を避難所間で見られるとか、被災地で使ってください。全国に流す必要はないと思います。初期の映像で十分被害の大きさは皆理解しているはずです。
映像用の無駄なライトをつけるのは問題外。リポーターを現地に送る足があるなら、薬やオムツや水、毛布、トイレなどをひとつでも多く運んで欲しいです。
テレビは現地ではなく、むしろ被災地以外の人が何ができるかを取材して欲しいです。
自治体で既に動いているところもありますが、むやみに個人が動いてもかえって迷惑になります。具体的な支援受付情報が、ネットを使えない年配の人にテレビなら広範囲にわかりやすく伝えられます。
たとえば毛布が余っている人がいれば、どこへもって行けばいいかとか、義援金の受付先の情報。ボランティアがしたい人はどうすればいいかといったことなど。
ガソリンが供給の関係で品薄になっているのも、テレビで買いだめを防ぐように呼びかけることで収まると思います。ガソリンを求める列などの余計な動画はいらないです。ネット上ではいまや海外との境界はないと考えていいと思います。放映された映像は、すぐさま海外に流れて、良からぬ風評の元になるかもしれません。

では今日はこの辺で。