otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

地縁の力

otobokecat2011-04-01

生活の中で、単なるカレンダーを捲る以上の節があるのが4月1日です。生きていく上で「仕事」にいかに大きな比重があるかと言うことだと思います。サクラが咲くのが遅くても、4月一日が始まりの日。時は就職、人事異動、進学、進級の春です。
東日本大震災によって、大きく春を狂わされた方々は数限りなくいらっしゃると思います。しかしこういう時節でもやはり4月1日はやってきます。様々な船出に幸多かれと心からお祈りいたします。
3月21日に追分区の総会が行われましたが、例年よりも参加者が多かったように見えました。やはり震災を目の当たりにして、今こそ地域の力、日頃の結びつきの大切さを各人が感じたのではないでしょうか。テレビで被災地の様子を見ていても、そのことは痛感します。祭りや運動会、清掃活動などはいわば地域力の訓練のようなもので、日頃は楽しみつつまとまることで、いざと言う時に集団の力を発揮するのだなとつくづく思いました。
都会生活は、ここが課題だと思いますが、地域にあっても昨今薄れつつある「結」の力、見直していく必要があるでしょう。
新しくなった「日和」が発行されました。フリーペーパーに携帯サイト「信州なび助」とPDもWEBとも連動して行くそうですよ。今月の特集は「安曇野さんぽ」。NHKの朝の連続テレビ「おひさま」の舞台が安曇野ですからね。わたしは日和文庫には下の二冊を推薦しました。
熊田千佳慕のクマチカ昆虫記』

たくさんのふしぎ傑作集『春の妖精たち』

我が家の殺風景な庭にも良く見ると気の早いやつが姿を現しています。

■ふかふかの猫柳        ■まだ固いダンコウバイの蕾

カタクリの葉            ■見事に半分に割られたヒマワリの種