咳き込みながらカウント・ダウン

日曜の馬子唄道中を無事に終え、いざと思ったその心の緩み？に風邪を引き込みまして、月曜は全身の節々が痛み始め、朦朧として、一人で車を運転して、医者に行くのも危険な状態。案の定その晩は熱が上がりました。ココと言う時にやってしまう傾向が。
実は日曜より、セミーノ･デザインのＵ夫妻が『ホームズの本棚＠追分・油屋』の会場セッティングに八王子から見えており、私もお手伝いをしながら会場作りをするつもりが、立っているのもやっとと言う体たらく。奥さんのＭさんに「休むなら今のうちですよ」と半ば脅されて、彼らにお任せして少しゆるゆるとしていました。
火曜にクリニックに行き薬を貰い、これで一安心と思いきや、帰宅して横になると咳き込んでむせてしまい眠れぬ夜が続き、木曜の今日も微かな声を振り絞りつつ接客していると、時折むせまくって涙がちょちょぎれて、お客様を驚かしたりしています。つばを飲み込むのも痛くて、文字どうりクビがネックになっています(涙）
その上、ベル公も何時になく私にべたべたしているので、看護婦かと思ったら大間違い、彼女自身も体調が悪くなっていたのでした。気がつかなくてごめん。見るとはきまくってカーペットが汚れています、ふらついています。木曜はベルの病院は休み！これはいかんと、病人が病人を連れて病院へ。Ｔ先生はニコニコしながらも、着々とあれこれ調べて下さいました。体重も減って、体温も低めでいわばだるい状態とのこと。診察台でおとなしくしているだけでこれは変だというわけです。生体検査の結果はなんと膵炎の疑い有りと言うことで、即注射と薬が出てしかも一番の処置は「絶食」とのこと。
これで私の体調も再び悪化。ベルに丸薬を飲ますほどタフなことはありません。今までピクリとも減らなかった私の体重が、あっさり二キロ落ちました。喜ぶべきか･･･不幸中の幸い。
まあ、そうこうしている間に木曜の夜は更けていきます。
私が離脱していてもお陰さまで会場はおおむね形がつきましたが、実はまだまだすることは山ほどあり･･･魔の金曜日！です。
土曜は御代田の龍神祭りがあるのが幸い？、出足がそこしスローでありますと助かります。御代田人はこの祭りに関わっている人が多く、ベルの獣医さんも土曜は休診。と言うことは魔の金曜に猫の医者行きが含まれているわけで･･･やれやれ。
悪いことばかりではありません。東京の友人が奮闘して作ってくれている刷り物や入場券が明日届くことになっており、本当に持つべきものは友！
また店で好評の「ざらざら紙レターセット」の当店オリジナル柄を星燈社さんと画策中で、これも会期中にお披露目できる予定です。乞うご期待！

日曜の馬子唄の瓦版にも大きく書いていただき、火曜に信濃毎日新聞に記事が載ったので、ラーメン屋さんやクリニックで「油屋プロジェクト期待しています」と声をかけられてびっくり。口外していた訳ではないのですが、番頭が例の姿で写真に載っているのは、結構宣伝効果がありますね。
このことを一番喜んでくれたであろう義父が発病したのがちょうど一年前。せめてこれが新盆の供養になればと思います。
カリン蜂蜜をなめて、クビに手拭い巻いて休みます。明日は一日健やかに頑張りたいものです。