小さな声でお知らせ

昨日は今シーズンはじめて白くなった追分でした。木金と所用で東京にいたので、帰りの新幹線が高崎を出た後、紅葉の彩のなかでトンネルに入り、軽井沢駅到着直前に抜けて窓外に白い世界がぱっと広がった時、新幹線の車内がざわつきました。しかもみぞれが雪に変わった状態でしたので、氷と雪の世界で、いつもは軽井沢駅に降り立つのは大好きな私もさすがに降り立ちたくない気分でした。そこはがちがちゴリゴリの世界。いよいよもう半分の季節の到来です。もう半分とは緑が再び姿を見せるまでの無彩色：モノトーンの世界のことで５ヶ月ありますです。
店に行ったら、表はこの悪天の中を道路工事中(ご苦労様です）で、しかも金曜日で、やはりというか案の定開店休業状態でした。そのなかで気持ちオーディオのボリュームを上げて、黙々と本の整理をする番頭とＦさんでした。
こんな中ではありますが、本日の夕方テレビに出るようですので、ご連絡まで。
師走のお忙しい中、手の空いた方がいらしたら、よろしかったらご覧下さい。
一応弁解しておきますと、3日かけて取材していかれたので、もう何時カメラが回っているかも気にならないくらい無防備になっていましたので、どのように編集されるかははらはらどきどきなのです。しかも我々はＢＳがみられないときていますので、放映時に生では見られないので、皆様代わりに見て下さいまし(汗)。
こういった取材には本来あまりご協力できないのですが(効果と被害の関係で）、この番組の趣旨に賛同し、お役に立てばと思った次第。「よい国のニュース」というのです。そういう意味で取り上げていただくのはありがたいことです。特に今年一年の想定外の格闘を考えると、良い記念にもなります。
でも正直のところ、あまりに気取らなくて無防備で撮っているので、おそらく素がモロにでており、それが怖い！我々が見られなくてちょうど良いかもしれません。でも追分のことや我々のことを知っている方が視る分には楽しめるかも。どうか野次など飛ばしながら突っ込んで見てくださいまし。

BS日テレ　よい国のニュース本放送 ： （土曜日） 18:00〜18:54
2011年12月03日（土）#80 銀行を早期退職…信濃追分で営む魅力的な第二の人生

ご覧下さった方、有難うございます。
放映が終わった後、何人かの方にメールや電話を頂戴しました。おおむね○の評価でしたが、「もう少し化粧でもしたら、良かったのに」という苦言を呈した人が極一名あり。そうです、こういうことが言えるのはただ一人：親ですね。少しでも見栄えがするようにという親心？女優さんではないんだから、美しく写る必要もないのですが、古本屋なんだから。追分歩こう会と上手く絡めていただいた模様、追分の知名度には貢献できたでしょうか？

実は最近もうひとつ取材があり、イギリスの雑誌用です。どのように取り上げられるかちょっと興味があります。またココに我々を推薦していただいた他の町に住む方があり、しかも直接存じ上げている方ではないので、そのことがとても有り難く思いました。
残念ながら雑誌の取材は、デメリットが時によっては大きくて、露出は気をつけていかなくてはなりませんが、同じ活字になるのでもイギリスの雑誌ならその点は安心です。イギリスの田舎は我々のローモデルでもあり、その点でも光栄至極です。