otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

早起きは・・・

朝7時はマイナス五度ほどで、晴天。雪掻きは必要ありませんが、車のフロントガラスには真っ白に霜が降り、それを削ってようやく前が見えるという状態。早朝から車を出すことは普段あまり無いのですが、冬の朝出発する場合は、事前に準備があります。雪ならまだワイパーで簡単にどかすことができるんですが。霜や氷は手ごわいです。室内ガレージが欲しいなあ・・とは言っても朝出かけるのは月4回ほどですからね。
早起きは今年最後の東京市場行きのため。今回はFさんも見学のため同行ということで、店の駐車場集合。まずインターネット注文の確認メールを発信して、珈琲をポットに詰めて八時に追分を出発しました。国道は例によって朝のラッシュで混んでいるので、林道を使いました。追分は晴天だったのですが、追分から東に走るとまもなく朝もやというか霧に突入。みると道路の回りの木々の枝が霧氷で白く化粧されていました。見ると地表に近いところに霧が垂れ込めていて、千ヶ滝辺りから見ると低いところがまるで湖のようにみえました。幻想的!でも離れ山の木々には霧氷は着いていませんでした。中軽井沢・軽井沢付近のせいぜい木の高さくらいまでだけが綺麗に化粧していて、朝早くに走らないと同じ町内にいても見られない光景でした。朝陽で見る見るうちに消えて行きました。天然の妙ですね。

上信越道を下り、関越道に入るとまだ色づいた木々が残っていました。
神保町の市場に着くと荷捌き駐車場に車が少なく意外に思ったものの、実は先週から荷物はすでに入っており、市場はいつもより多い荷物で溢れていました。
初めて古本市場に足を踏み込んだFさん。長年本を扱う仕事をしてこられたものの、本は本でも古本の市場は初めてで、扱いがまったく違うのでびっくりしていましたが、本に埋もれる環境に興奮したあたりは、血が騒いだというところでしょうか。取次ぎの八木書店へも行き、バーゲンブックも目にして、新館本の行方にも驚かれていたようです。
市場の規模も大きく、東京を出た時間がいつもより遅かったところに、珍しく事故渋滞(大量の落下物)で30分以上余計にかかり、軽井沢に戻ってきたら九時を回っていました。渋滞がなかなか解消しないので、どんなに大事故になっているのやら、師走の事故じゃ気の毒だと思ったら、人身ではなく大量の荷物の落下だったらしく、迷惑ではあったけれど、少しはほっとしました。あと今年も残すところ20日ばかり。年の瀬は安全第一に行きたいものです。
Fさん,長い一日お疲れ様!

神保町では長野市のY書房さんもジャンパーを脱ぎ捨てて奮闘しておられました。そうなんです、長野から来ると服装を間違って、夏でも冬でも汗だくになります(涙)。そのY書房さんのことも載っている岡崎さんの新書が出ましたよ。↓長野は長野と松本の両方を載せてくださっています。