太陽が降らす雪

　　
　　　　　　■藤城清治２０１２カレンダー３月

東京大空襲と東日本の大震災のメモリアルデーが続けてあるということに、いまさらながら気がつき、３月という月がいよいよ重くなってしまったと。
春を迎える直前だったことがせめてもと、今日のこの青い空を見上げてそう思います。今日は一段と雪原が光り輝きまぶしいです。空気中の埃や塵を昨日の雪が消し去ってくれたのです。雪の浄化作用です。
晴天ですが雪が降ってきます。枝についた雪が落ちてきているのです。太陽は雪を降らすこともできるのですね。この自然のパワーをなんとか復興に役立てたいものです。私もまた太陽光に反応しています。
地上にこれだけの雪：水分が広がってるので、この雲ひとつ無い青い空も長くは持たないでしょうが、束の間の一点の曇りも無い青を楽しみたいと思います。
きょうは日本全国晴れ間が多いとか、この「青」が人々をどんなに力づけるかわかりません。上を向いて、セレトニンを浴びて、明日に向かって進んでいきたいと思います。たとえ雪は深くても、いつかなくなって懐かしむ時も来るはず。

■お知らせ■
この一年間、追分コロニーカウンターの上の義援金箱に入れていただいた皆様のお気持ちは、「陸前高田こども図書館・ちいさいおうち」に寄付させていただくことにいたしました。
昨年１１月２５日に陸前高田市竹駒地区に開館しました。NPO法人うれし野こども図書館分館として作られました。この開館に際して尽力されたのが私にも縁のある「公益財団法人　東京子ども図書館（理事長；松岡享子）です。月曜日に送金します。
ご協力有難うございました。