otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

あんきょ?

地域の交通安全に協力する団体として交通安全協会があります。(今までここが免許証の発行業務をしているとは知りませんでした。)私は区の推薦で今年この地区の交通安全協会=「アンキョ」のボランティアの一人となったのです。アンキョをやってくださいって言われた時には、「暗渠」?のことかと思いましたが、それどころか国道で朝の子ども達の登校時の交通安全のお手伝いをすると言うことで、銀の縫い取りのある野球帽に蛍光カラーのジャンパーを着て、「横断中」の黄色旗を持って朝の通勤時間の混雑した国道傍に立つという、暗渠どころか露出度の高い仕事でした。まあ、みどりのおばさんと言うわけです。
朝7:15〜8:15まで、国道18号線の追分地区の通学路に指定されている舗道に三箇所に分かれて立ちました。我が家に学校に通う子がいない現在、この地域の子ども達の登校に関してまるで知識が無かったのですが、おかげで、新学期早々の様子がわかりました。
PTAのお母さん達も立ってくれたので、新学期は集団登校をしていること、どのくらいの時間にここを通過していくかなど教わりました。
軽井沢町は結構広いのですが、町内に小学校は3校、中学校と高校がひとつずつあります。小学生は徒歩で、中学生は自転車通学が多いようです。追分から中学校まではとても歩けません。鉄道利用は駅に近い子どもに限られるようです。西部小学校前から、町内巡回バスに乗る子どももいたようです。一言で言うなら通学えらいなあー!国道を車で通勤していく大人の傍らを子ども達が隊列を組んで一列で歩いていきます。先頭のリーダーが黄色い旗を持っていました。今日はこの春一番の良い天気でしたが、雨の日も雪の日もこうやって歩いて登校していくのかと思うと頭が下がります。舗道が無く、車の抜け道になっているような危ない道路も町内にはたくさんあり、我々はむしろそういうところに防犯をかねて立った方が良いように感じました。
集団登校の時期でないときにこそ立つべきでは無いでしょうか?
もう気になることだらけだったのですが、先ずはやってみないことには・・・。
二回目の今日は、人がダブったので、前回結構危険だと遠くから見えたので、少し位置をずらして交番のすぐ近くの国道から1000m林道に上がっていく角に立って見ました。するとなんと左折車だけで1時間に30台!逆方向、反対車線からの右折を入れると50台の車がこの角を曲がっていきました。7:45から8:00頃の18号はかなり混んで来るのです。信号の手前で登坂車線が無くなるというのも混雑を悪化させているように思いました。ここは是非今後も立った方がいいと痛感しました。実はここは交番の前でもあるんです。交番がもう少し道路にはっきり面していて、何時もそこにおまわりさんが見えているとか、パトカーが止まっているとかするだけでも効果はあるのではないでしょうか?
都会ならともかく、こういった地方の車社会には、スクールバスがあっても良いように思います。たいていの先生方は車で通っておられるんですからね。アメリカでは黄色いスクールバスが停車して子どもが乗り降りしている間は、[STOP]の札がバスの横にでて、前後のすべての車(反対車線も!)が止まると言うルールがあります。スクールバスがすべてにおいて優先になるわけです。(このルールは日本人がよく間違う点です。)しかもバスはバス停ではなく、子どもの各家の最寄に停車して、子どもが道路を渡り、家の戸口に辿り着くまでの子どもの安全を見守ってから、スクールバスは発車します。これは見習うべき習慣だと思います。
アンキョ体験記でした。