otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

地力に磁力が。

7月21日にグランド・オープン予定の「信濃追分文化磁場油や」についてのプレス発表を昨日行いました。何かと忙しい中、5社のプレスのかたが雨の中来て下さって、本日早速二社の地方版朝刊の記事になりました。有難うございました。
実は軽井沢は今こそが強烈に忙しい時期なのです。夏のシーズン直前だからで、各分野でその準備におおわらわ。特に建築関連はもう戦争です。梅雨の最後は時折強烈な雨も降りますし、その間をぬって、別荘の修理や建築、夏の店舗開店、保養所の準備などがあり、とりわけ水周りの業者は大忙し、開栓という作業があるからです。今でこそ、5月の連休から別荘を開ける人が増えてきましたが、かつては別荘は夏のみ対応の造りで、商店も7−9月の三ヶ月で一年分を稼ぐとさえいわれていました。冬と夏の繁忙が激しいのは、海の家や山小屋もそうでしょうか。
となりの油屋改修については、あまりこの日記に詳細に書いては来なかったのには訳があります。プレスの方々に所有者はとか、規模はと突っ込んで聞かれると、確かに現在の所有は当店ということかもしれませんが、実際はスポンサーの協力あって実現していることですし、やはりこの場所は限りなく公共性があると思うのです。
なんとか守りたい一心で始めたことですが、今ここに出来上がりつつある「文化磁場」は、一年前の春に取得した時には想像すらしなかった存在となっていて、自分達の所有というイメージは微塵も無く、オープンまであと2週間のいまでも日々進化しています。正直ところ、21日の光景がまだ明確に想像出来ないというわけです。プレスの方も、まだ写真にも上手く納められず少し不安げでしたが・・・まあ、そこがここの面白いところ。
一番オープンを楽しみにしているのは私たちです。しかもオープンが決定形ではないのがまた面白い、おそらくどんどん変化していくでしょう。作戦を練って作っていくというのではなく、自力でもってうごめいていくチカラをここは持っている。これがまさしくこの地の持つ磁力だと日々思いながら、笑い坂を上ってきたところです。カウントダウンというよりも、カウントアップの気分です。
今はここは磁力を持っていると感じた直感は正しかったとだけいえるでしょうか。それにしても一年でここまで沢山の人のお力を拝借できるとは思いもよりませんでした。
この場を借りて御礼申し上げます。
もっとも皆忙しくて、お礼の声がとても届かないでしょうけれど・・・。本当にほんとうに感謝しています。

日記もサボりまくりですみません。
東北旅行の後半がまだですね。うわー