葉っぱのピアノ
空梅雨かと思われていた年は、お終いのほうになって、じゃんじゃん降る日がやってくるような気がします。やはりどこかで帳尻を合わせているということでしょうか。一晩中雨音が聞こえていたようですが、今朝も白い空の下、葉っぱのピアノがまだ鳴っています。
昨日、ふと気がつくと、いつの間にかハルゼミの声が聞こえません。今年の合唱は少し少なかったような。どうりでカッコウが聞こえたわけです。
パンダの赤チャンが亡くなったニュースが流れました。大いに盛り上がっていたところも多々あったようで、肩を落としている人は沢山おられると思います。
以前も生後まもなく圧死してしまったことがありましたね、これだけ珍重される背景には、育ちにくく、だからこそ絶滅の危機にあるということを忘れてはいけません。つい人間は自分達の都合の良いほうに解釈するけれど、動物や自然と人間の係わり合いで非常に大切なのは、そこに一切の感情はない関係だということです。そのことを教えてくれましたね。
一方、犬や猫などのペットは、人間に近いところに存在していて、野生の動物と違い人間と密接に関わっていて、たとえば今回の震災がペットに与えた試練については、放って置くというわけにはいかないと思います。軽井沢で写真展があります。
よろしくお願いいたします。
■場所:軽井沢観光会館(展示スペースA)
http://karuizawa-kankokyokai.jp/kaikan/
■期間:7月28日(土)〜8月1日(水)
■時間:09時〜18時
出来るだけ多くの人に、今も、日本に人の住めなくなった町に、取り残されて、待っている命があることを知ってもらいたい。
http://tohoku-dogcat-rescue.com/
去年から作家の森絵都さんと同行取材を重ね、活動や、保護した子のその後までまとめられ、森さんの一冊の本が出来上がったとのことです。
おいで、一緒に行こう―福島原発20キロ圏内のペットレスキュー
- 作者: 森絵都
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/04
- メディア: 単行本
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本の出番はおそらくこれからです。