otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ついに真冬日ですよ


土曜日、久々に青年R(少年Rは今年から社会人一年生で、青年に格上げです)がやってきました。今頃!タイヤを交換しに来たのです。実は追分のガソリンスタンドに、タイヤを預けてあるのです。もっと早く準備すべきところ、週末はあれこれ予定が入っているらしく、昨日となってしまいました。今年は雪の便りが早く、気のせいか気温も低いので、冷や冷やしました。昨夜は一時かなり降り、あたり一面が見る見るうちに白くなりましたが、なにはともあれ、間一髪でRのタイヤ交換は終了したのでした。
彼はサンデードライバーならぬ、平日ドライバーで、いまや車が通勤手段です。しかも一人暮らしとあっては、自家用車が通勤にはなくてはならぬ存在です。
我が家も、煙突掃除、薪の準備、スタッドレスタイヤ履き替えがぎりぎりセーで完了しましたけれど、ここ信州の生活では正月を迎える準備以前に、冬支度がとても大事なことです。
弁解じみてますが、暖冬という予報がだいぶ前にあって、ちょっと油断してしまいました。最近むしろ寒いと修正されました。その逆なら構わないですが、油断してしまう情報ならば、予報は必要がないですね。むしろ危険です。
先ほどサッカーを見ていたら、愛知でも雪が降っていましたね。雪になれない地域にとっては尚さらのことです。
今こそ省エネを目指したいところなのに、夏はより暑く、冬は例年より寒しとあっては、いやあはや天はなかなか我々に味方してくれていませんが、せめて無駄をなくして、知恵を使って乗り切りたいと思います。
心の準備不足だったせいか、やたらの意寒く感じた冬の入り口でしたが、準備ができて腹をくくったせいか、次第に寒さに慣れてきました。今夜はあまり寒さを感じないなあと思ったものの、温度計は−6℃を指していました。晩御飯のしょうがとニンニクの入った水餃子が効いたでしょうか?
落ち葉の上に粉雪が降りかかり、歩くと足の裏に落ち葉の下の凍った地面の硬さを感じます。地面もすっかり凍てついているのです。そろそろ鳥にヒマワリの種を出してやる時期でもありますね。

さきほど小雪のちらつく中、R青年は暗い夜道を帰っていきました。
なにしろ新入社員の彼にとっては、初めての寒冷地でのサラリーマン生活。「車間距離!ポンピングブレーキ!」と、おふくろさんは口やかましく帰っていくRの背中に向かって注文を付けました。冬道は自分だけが気を付けていても、まだ不十分。巻き込まれないようにしなくてはね。自戒を込めてつぶやく私です。

ふとみると町のウインターフェスティバルもすでに始まっており、ほうぼうのイルミネーションが綺麗に点灯しています。星も降るようにみえます。
この冬は久々に温泉めぐり再開させる予定。雪原を歩こうかという案もあります。冬の準備さえできれば、あとは冬を楽しんで乗り切らなければ。なにしろ長いので。
芽吹きまで最低でも4か月、ざっとあと5か月もあります。

さて選挙前でもあり、空模様に一喜一憂する人の多い一週間がはじまります。一段と早く過ぎていく師走となりそうです。

[rakuten:cau1books:11895483:image]Alvin Tresselt, Roger Duvoisin,
アルビン・トレッセルト作, ロジャー・デュボアザン画, 江國香織訳、 BL出版 1995
コールデコット賞を1948年に受賞した作品です。
この絵本にある「低く垂れこめた灰色の空が雪雲」だということなど、雪は万国共通なのだなと。特にアメリカの東海岸の北部の気候と信州は似ています。