otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

眠い村で働く人々

温かくはない、涼しくはない、ただただ寒し(まわりくどい!)。金曜にドカンと降った雪が融けては凍りを日々繰り返し、もうつるつる(凍った地面)、ごわごわ(雪の表面、私の肌)の日々です。
屋根の端の細いつららが、屋根の雪ごとじわじわとずり落ちてきて、何とも言えない危険なカーブを描いています。つららが内側に向いてきているのです。
中山道の工事は、降雪ぐらいでは中止にならず、雨の日も風の日も雪の日も休みなく、年度末の工期終了に向けて、残工事が進められています。道の南側の電線の撤去、ちょうどコロニーの前が行われているところです。
電柱のてっぺんまで作業車のアームが伸びて、手作業で電柱から電線を外しています。外れてみてびっくり、棒が一本突っ立ってます。こんなに高かったんだ!!電線がなくなって初めて知る「電柱」の様子。電柱と電柱の間に線がなくなると、ほんとのっぺりとしたコンクリートの棒で、やけに目立ちます。ということは、すでに室内で漬ついている電燈の電気は、地下を通ってきたものですね。ほほう、ちゃんと機能しているみたいですね。
夜は夜で月光が冴えわたり、このぶんだとおそらくググーンと冷え込んでいます。立春過ぎてもなお、こんな感じ。ただ、「北風と太陽」の如く、太陽光線がビーンと差し込み、ふらふらっとコートを脱ぐ日も、そろそろですね。
日照のいいこの地で、太陽光を有効活用すべく、新たなチャレンジを始めることにさて、それは何か?というと、太陽光発電!!です。館内で使うのではなく、売って少しでも稼げればと考えています。個人住宅ではないので、売電事業が可能です。
昨今、避暑地といえども気温が上がってきている軽井沢。多くの広大なアスファルトの駐車場や、舗装された道路の面積が増えたこと、大規模な建物の上に載っている屋根は、そのままでは太陽エネルギーを蓄熱、反射するばかり。樹木や草原、畑だったら、植物がそのエネルギーを使って吸収してくれ、しかも蒸散作用で気温は下がります。
せめても太陽のエネルギーをいただこうというわけで、新館の屋根のうえにパネルを置こうという作戦です。
そのためには、まずしなくてはならぬ大仕事が二つ。一つは屋根にまずペンキを塗ること、もう一るは建物の南のこの大きな木を伐採すること。
どちらもお金がかかることでありますが、油やを保全していくためには致し方ないこと。特に屋根のペンキ塗りは、一度パネルを載せると最長20年屋根をいじれなくなるので、新築ではない以上はやらねばなりません。樹の伐採も、ヒノキかサワラのようですが、常緑樹ですでに屋根に枝先が非常に近く、今後屋根を傷める危険性も大きくあり、太陽光の妨げにもなります。伐採してその廃材を活用していきたいと思います。
実は手を入れるべき木はほかにも、例えば暴れん坊の松とかあるのですが、なかなかそこまで手が回りません。池の手入れ、樹木の手入れ、庭の手入れ等、ボランティアでやってみようという方はおられないでしょうか?
ヤギをレンタルして草刈りの代わりにできないかとも考えているのですが、ヤギさんの夜の管理などを考えると、今年はまだ手が出せそうにありません。でもいつかやってみたいチャレンジです。私が小さいころは、追分で結構ヤギを見ることができました。疎開中は、その乳が貴重な蛋白源として珍重されていたようです。
実はコレ、氷室と並んで、トライしてみたい案件なのです。