油やＺＯＯ

もともとここは動物園みたいなものかもしれませんでしたが、今日から一か月、沙庭と蝙蝠はまさしく動物王国に。

ナカムラジンの沙庭の企画展「イキモノガタリ」：富岡奈津江さんと本濃研太君によるコラボレーションです。
どでかい箱が次々と届き、一時はホールが箱の見本市みたいになり慌てました。何しろ富岡さんは、お抱え？の赤帽さんが荷物を運んできたあたりでびっくり。材質は陶器ですが、あまりに特殊な大きさ形で宅急便で送ることができないとのことです。荷物からごろごろと、大型動物のパーツが現れるのです。襟巻とかげからサイ！まで。組み立ててようやく生き物らしくなりました。
一方、本濃君のは、飄々とした作風。カエルやら、鳥やら。沙庭の隅々まで彼らが陣取りました。箱をしまったら、急に動物たちの息づかいが聞えてきたみたい。
蝙蝠奥のスペースもペンギンが行進してます。蝙蝠にはコウモリが舞ってます。

これは一見の価値あり、です。　７月２９日(月）までですよ。