otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

何事も経験

今年は、地域の「組」の副組長の当番年にあって、日赤(日本赤十字)の奉仕団ということであり、4月からあれこれとやっております。馬子唄のおにぎりつくりとか、社会福祉のいきいき体操?の手伝いとか、そして今回はリゾートマラソン(ハーフ)軽井沢のお手伝いで、給水班の手伝いです。走るといううことにあまり興味を感じず、しかも町の東半分で行っている行事であり、西端の追分の住民にはあまり馴染みがないのですが、資料によると参加者6000名と、予想以上に大がかりのもののようでした。
8時15分に、警察署の近くの南ヶ丘の給水箇所に現地集合ということで、車の運転が苦手な私としては、見知らぬ場所に車で行くのは遠慮して、駅まで車で行き停めて、しなの鉄道に乗って軽井沢まで行きました。公共交通機関利用!デス。
参加者の集合はプリンススキー場駐車場ということで、この日の信濃追分駅7:45には結構乗る人多し。マラソン参加者と聞いている知人二人の姿もありました。油やのサポーターMさんは出勤でこの電車を利用とのこと、乗車が多いので目が丸し、軽井沢駅までご一緒しました。
南ヶ丘の給水所では、トイレと、水と、スポーツ飲料が提供されました。日赤からの手伝いと、地元南ヶ丘の手伝い総勢30名で、対応しましたが、何しろリーダー無き俄か集団で、動き始めるまでが結構大変でした。毎回お手伝いしている方の号令に従って、水道水を汲んだり、テーブルを出したり、ゴミ箱を作ったりと準備して、第一走者が到着するまでに何とか設置。水の量、置く間隔などいろいろ教えてもらいました。やがて交通規制が始まり、道路は完全なマラソン道に。

前日までの台風がらみの雨天も去り、紅葉が進行中の林の中、穏やかなお天気でベストコンディションでした。一人目の方は毎年トップという方で、風のように駆け抜けていきましたが、しっかり目の前で水を取っていかれました。ちょっと感動。しかしそれもつかの間、やがて怒涛のごとくランナーが押し寄せて、もう行きつく暇もなく水を注ぎまくりました。第一給水所のしかも、一前の机にいたのです。
案外トイレを使う人もいるんだなと・・・。水を配ってくれるのを手伝ってくれる、5レンジャーに扮装している人たちや、被り物を付けている仮装系の人たちもいました。丁寧にお礼を言われる方があったり、からのコップを走りながらちゃんとゴミ箱に入れていく人、その水で薬を飲む人など、まあいろいろな光景が繰り広げられました。
この地点は復路の給水場所でもあり、後半また山場がありましたが、今度は列の最後ですから、まあ少し楽でした。
ネコひろしさんが走っていました。追分組のUさん、油やにお泊りだったTさんは、彼らから声ををかけてくださいましたが、おふたりとも元気そうに走って行かれました、さすが。もう一人女性のSさんは、行きも帰りもみつけられず。いたのかなあ・・・。知った人がいるといないでは大違い!知人がいて良かったです。
給水所先300mで11:08で、お終いということで、打ち切られて、その後はバスだそうです。完走できた人は何割ぐらいだったのかな。
片づけをして、駅までとぼとぼと頃には、すっかりダウンジャケットは暑いくらいに。マクドナルドで一休みしようと思ったら、けっこうレジで並んでいたので、グラコロバーガーをかじるのは諦めて、向かいの平安堂書店で少し店内徘徊して、ジブリの『風立ちぬ』本を買いました。あいにく買った本の写真が出てこないけれど、製作秘話などがのったムックです。コミック本も上下で出ているけれど、2冊では結構高くなるので、今回は買うのはやめに。
風立ちぬ スタジオジブリ絵コンテ全集19 風立ちぬ (ロマンアルバム)

駅で、ばったり走り終わって帰宅途中のUさんとばったり。一時間に1〜2本の電車だとこうなります。
回送電車の懐かしい肌色の特急車両が隣のフォームに止まっていました。手前は私の大好きなEF63(ロクサン)です。滅多にない2ショットなり↓。

ランナーの皆さん、大会関係者の皆様、大変お疲れ様でした!
それにしても何事も経験です。ボランティアには良い天気のおかげで楽しかったけれど、裏方はさぞ大変だったことでしょう。
新たな知識が一つ増えました。

注:写真によると、ボランティアはまるで白手袋をしているように見えますが、これはゴム手袋です。