otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

年の終わりのつぶやき・・

もはや若くも無く、小さい子供もいない家で、しかもクリスチャンでもないとなるとほとんどクリスマスの存在は無意味です。まあ息子がサンタクロースを信じない年頃になったころから、すでに我が家ではそんな感じでした。実家に帰省して三世代揃う一週間後の正月の方が、主婦にとっては一大事でした。その実家へ帰省という一大行事もついになくなってしまい、いよいよ屋外の気温とともにかなり冷静な年末年始となっています。

案外それによって世の中が見えてくるというか、悪趣味かもしれませんが、高見の見物を決め込んでいます。年々公用語になりつつあるクリスマス。初詣に神社仏閣に行く人が、クリスマスを祝うということが、かなりおかしいこと、クリスマスが商戦につくられたものだということに、世間の人も気づき始めているのが、テレビの街頭インタビューから伝わってきました。思いあう心さえあれば、クリスチャンでなくても「クリスマス」はあっても構わないとおもいます。お歳暮みたいに、親しい人にプレゼントを渡したり、集まって食事したりするのは悪くないことだと思います。いまやクリスマスはユニバーサルな「平和」の公用語になりつつあるような。戦争もクリスマスは休戦するとか、この日は特別におまけするとか、許すとか。友人のキャロルが、何かしてくれた時の口癖が「メリー・クリスマス!」だったことを思い出します。「まあいいじゃないの」といった風なニュアンスでした。

たしか今年の賀状には「平穏な一年でありますように」とかなんとかしたためたように記憶していますが、さに非ず、激動の一年でした。
ブログを書くこともままならなかったのは、心身ともに余裕がない日々だったからです。それでも、幸か不幸か、続けていかなければならない二つの店があったお蔭で、落ち込む暇もなくなんとか乗り切ることができました。助っ人の皆さん、サポーターの方々お蔭です。有難うございました。

とばっちりを受けていたのは、もっぱらブログということになりますね。日記に非ず、デイリーでも、ウイークリーでもなく、マンスリー?のつぶやきだったかもしれません。いまだに動揺はなかなか治まらず、筆は進みませんが、少しづつ復活させていくことにします。書くことによって落ち着くかもしれないので。
もう一つとばっちりを受けていたのは、我が家です。とっ散らかった家も少しずつ掃除片付けをしていかなくては。実はついにこの夏ローンを払い終えました。築20年。いたわってやらないとあちこちガタが来るお年頃デス。
 国有林整備は雪の中でもまだ続いています。これらの切り出されたストローブ松は何に使われているのでしょうか?時折大型トラックが運び出してゆきます。建築士のRサンはこの長さ太さから言って、チップにするのではないかと。