otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

静かに扉を閉めました

開店して以来ずっと、年末はカレンダーの並びにもよりますが、だいたいクリスマスあたりまで営業し、29日あたりには西宮へ帰省して、正月4日あたりに戻ってくるという年末年始の過ごし方でした。別荘の方が正月を軽井沢で過ごすというライフスタイルがあることは、お客様の話から薄すうすは知っていましたが、今年初めてそれが現実のこととして味わうことに。昨日今日と来店者の雰囲気がまるで夏のようなのです。大半の別荘の方は、11月あたりに「ではこれでまた来春」といってお帰りになりますが、軽井沢の家で夏休みのように、各地に住む子供さんや、お孫さんが軽井沢の山荘に集まってくるという現象も最近ではあるわけなのです。
真冬でもスタッドレスを履けば登ってこられる高速道路ができ、いざとなったら、新幹線で1時間で駆けつけることもできるという立地、冬でも暖かく過ごすことのできる現代の建築技術、何でもそろう大型スーパーマーケットの存在によって、それが可能になりました。
本日見えたサポーターのAさんによると、車でちょっと行くと雪質のいいスキー場があるという場所もなかなかない、とのこと。確かに我々も子供が小さい頃は、朝の天気を見てからでもスキーに出かけられるのはとても便利でした。帰りに寄ってくる温泉もあちこちにありますし。そう考えると「冬休み」も一つのシーズンですね。
というわけで、さすがに元旦は当方がゆっくりしたいのでやめますが、2日、3日は午後ちょっと店を開けてみようかと思っています。ただしささくらさんは31日に年越しそばでくたびれて、お休みでしょうが。パン屋の一歩さんも頑張るそうです。
新たな年の初めに暖簾を出すのもまた、善しかな。

まずは、この一年のご愛顧に深く感謝致します。