otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

白い枝


昨晩の霙はやがて雪に変わったようですが、大雪になる前に終わってしまったようで、今朝の積雪は10cmにも満たないので雪かきも必要ないくらいでした。しかしよく見ると枝に氷がつき、その上にザラメのように雪がまぶし付けられていて、つまりがっちりついていたので、いつものように風で飛んだり、太陽光で融けたりすることもなく、夕方まで枝は白いままでした。
コロニーのドライブウエーの笹は、案の定垂れ下がり、バンバン叩いて氷を落としました。
発送と買い物に18号線を車を走らせたら、車窓からみる木立の美しいこと。いつもなら早朝にだけ見ることのできる景色を一日中見ることができました。ふつう雪が降ると20cm−30cm位は降りますから、モミの木はこんもりと綿帽子、普通の枝には10cm位がつもり、つつじなどは雪だるまに、裸の枝は細いですから重みで落雪してしまったりして、程よく枝という枝がその形のままに白に覆われているということは以外にありません。中軽井沢あたりから東に真冬の早朝にみられる霧氷が白い枝で実に繊細できれいなのですが、雪でこうなるのは珍しいことです。
一日中、うっとりと見ていました。しかし明日から日本列島は寒気に覆われるとか!さて、この氷の状態がそのままキープされるということは、おちおち見とれてばかりいられないのでは??
とりあえずスコップの刃がたつうちに、郵便屋さんの進入路だけはつけました。
恐ろしくも美しい高原の冬です。