otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

灯台下暗し

寒さが居座ると予報が出てしまっているので、まあ、その通りの日々です。夕方6時の国道に表示の気温が−5℃くらい。ガソリンスタンドでガソリンを入れてもらっている間に、フロントガラスを拭いてくれるはずが、雑巾の水分が即凍って被膜となり、ガラス拭きは中止となりました。

気温に関して不思議なことがあるのですが、例えば夜の8:50くらいのニュースで、ただ今の軽井沢の気温「−11℃」と出ているとします。おそらくもう少し夜半にかけて下がっただろうと、私は予想しています。それなのに、翌日になってみると昨日の気温最低−10℃と発表されていることがあるのです。あれれ、あの「−11℃」はどこへ行ってしまったのか??最低気温と最高気温は、誰が発表するのでしょうか?ニュースの気温を測っている人とあるいは場所が違うのか?しばしばこういうことがあるので、首をかしげている私です。
温度は場所によって様々です。同じ追分でも、1000m林道沿いの自宅と村中線沿いのコロニーでも案外違います。軽井沢の測候所は追分の浅間神社の裏にあります。いまは合理化でもって、測量計だけ残して、職員はもういません。データが消防署へ送られ、そこから長野県の大元に送られているようです。私の理解では、軽井沢のデータは「追分」ではかられたものだと思っているのですが、消防署近辺のなのかしら?だとすると標高は少し違って、数字も違う可能性があります。消防署のあたりは標高が低いだけでなく、周りに林もなく、大規模な商業施設の駐車場も道路も多く、明らかに追分よりも気温は高いでしょう。
私は「標高」にとても興味があるのです。国道18号線の最高点が西部小学校前の1003mだと書いてあるのに、そこからぐぐぐっと上がったところに1000m林道が走っています。はたして1000m林道の標高は??とかね。
さて、こう寒いとやはり温泉に入りたいというわけで、今日もおふろセットを持って店に行き、閉店後温泉目指したのですが、そこで「今日は祝日」とはたと気が付き、千ヶ滝温泉で恐る恐る聞いてみると、休日どころか「特別日」にて、さらに夕方はもう一段値段が高いということが判明。明日からはまた平日の住民値段で入ることができるわけですから、ぐっと我慢して引き下がりました。なにしろ3倍違うのです。残念。

家路に向かう途中「ユウスゲ温泉」の前を通りかかり、500円の文字を発見。そうだ此処に寄って行こうというわけで、温泉にありついたのでした。スキー帰りの子供連れが何組もいましたが、たまたま男の子ばかりで、女風呂は一人の時間を楽しむお母さんばかりで静かでした。男性の方はお父さんがチビさんの対応に追われて、番頭はそんなお父さんを憐れんでいました。お湯が少し熱めで、子供には長風呂ができなかったようなのです。子育てもおわり、孫もいない我々の年代は、静かにお風呂に入ることのできる時代なのだなと有り難くお湯につかりました。
自宅からさほど遠くないところにあるユウスゲ温泉の存在を忘れていました。年中一律値段というのは公衆浴場的でいいですね。結構敷地も広く、百聞は一見にしかずデス。

作家と温泉---お湯から生まれた27の文学 (らんぷの本)

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