otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

そしてまた雪です。

昨日、お蔭様でついに店の営業を再開しました。向かいのささくらさんの暖簾も出ました。郵便配達も、ヤマトさんの集荷も通常通りとなりました。町の塵芥処理場も機能し始めました。半月ぶりです。
陽が差すことはほとんどなかった曇りの一日、小雨もありました。午後からは霧が発生、夕方は視界が悪くなりました。しろいしろい一日。

そして、今朝は早朝から起きていますが、予報通り明け方から小雪が降っています。昨日ようやく開通した自宅の私道に、また雪がうっすら積もっています。5:00現在2cmくらいです。

天気予報を見るつもりだったテレビで精神科医で、作家である帚木さんのインタビューを見ました。「ていねいな接遇」「stay & watch」「何とかしているうちに、何とかなる」という言葉が耳に残りました。小説家にとって書き続けることの大切さ。実は今、私は小説家ではないけれど、原稿を書いていて、久しぶりの作文にうんうん言っているのですが、確かにそうかもしれません。この所そのために毎日読んで、書いてみて、まるで霧に満ちた雪の原をあてもなく彷徨っているかのようだけれど、歩けば少しずつ足跡がついて、やがて小道がついてついてくるようなのです。

昨晩は、夕食後ドッと眠気に襲われて珍しく早く布団にもぐり、熟睡したお蔭で明け方に目が覚めてしまったのです。灯りをつけて枕元に置いていた本の続きを読んでいて、ちょっと大きな出逢いがあり、興奮して起きてしまったのでした。これで少し先に進めそうです。

燈下の方が筆が進むので、明るくなるまで書き物をしたいのですが、外の雪が気になっています。少々うんざりしているので、雪かきしない程度ならいいのですが。
来週の天気予報によると、3つほど雪だるまマークがありました。追分の3月はまだまだ冬です。

風花病棟 (新潮文庫)

風花病棟 (新潮文庫)

結局午前中に雪は降りやみました。2,3cmというところでした。
軌跡あっちこっち