otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

夏のしるし

昨日の日曜日、今月二回目の探鳥会に野鳥の森へ早朝より出かけてきました。30人もの参加者がありましたが、聞きなしも含めると参加者以上の数の鳥と出会えました。カエルの輪唱(:ヤマアカガエル)も聞くことができましたし、リスもあえました。

鳥あわせをしていて、そういえば郭公はいなかったということになりました。(実は、春からさんざん家の周りで聞いている鶯のさえずりもここでは聞こえませんでした。)およそ、3時間に60の耳で聞いていていて、意外にもこの誰でも知っている「かっこう♪」が聞き取れなかったのです。

そして今朝。
長野県の組合に出向くので、今朝も早起きして外へ出てみたら、東北の方角から聞こえたのです「カッコウカッコウ♪」と。やっぱりねー。
5月もそろそろ下旬。郭公が鳴いて、やがてハルゼミがかっこうの声をかき消すかのように鳴き始めます。ということは気温が20度近くなっているということで、どうりであたりは緑の世界に。実は昨日今季初めて太陽光パネルの数字が三桁:100kwを超えました。キビタキの黄色や郭公の声は、誰にでもわかりやすい夏到来のしるしということですね。

緑がろくにみられなかった連休から、まだ1か月経過していないのですから、このひと月の移り変わりの激しいこと!ここ数日は朝晩と日中の気温差が20℃ほどあります。ダイナミックな自然の移り変わりです。
災害でもなく、こういう日常に自然の力強さを目の当たりにするだけで、十分打ちのめされます。五月病は人間社会の新学期あとにおこるものですが、人間があまりいない田舎にいても、なんとなくその意味が分かる気がします。五月晴れは爽やかで、伸びがしたくなるものの、人間のちっぽけさを感じてしまいます。

「青い鳥見つけた!展」は残すところあと一週間、正確には本日を含めて5日です。お見逃しなきよう。自然は誰が何と言おうと歳々繰り返されますが、油や総結集のこの展示は今回限りですから。

ヒヨドリセンダイムシクイミソサザイメジロヤブサメ、カケス、オオルリキビタキカワラヒワコゲラアカゲラホオジロイカル、エナガv、コサメビタキシジュウカラゴジュウカラ、ヒガラ、キジバトサンショウクイカワガラスアオサギ、ノジコ、ホオジロ、トビ、ツバメ、コルリv、アオゲラカルガモクロツグミv、ハシブトカラス、オオタカキセキレイ
                    (2014年5月18日6:00−9:00 野鳥の森にて)