水の魔法
予報通りとはいえ、昨晩からジャンジャンと雨が降っています。
今日は水曜日。「水」曜日が雨になることは結構多い気がします…気のせいか。
久々の雨、一晩のうちに一気に緑化が進み、自宅の食堂の窓から、林道を行く車が全く見えなくなりました。曇天の方が緑が映えて、もうあたりは一面の緑です。
空気さえ緑の色が付いているかのようです。
一時は水たまりもあるくらい、大雨が降っていました。昨年から渇水傾向にある追分としては、恵みの雨に感じられます。あんなにさえずっていた鳥の今日は静か。外猫どももどこかに潜り込んでいるのでしょう、姿が見えず。猫は雨の日は眠る日と決めているようです。毛が濡れるのが嫌なのでしょう。
ユキヤナギはそろそろお終い。ドウダンツツジ、ウワミズサクラ、リキュウバイといった白い花が咲いています。そのうち野バラも咲くでしょう。堀辰雄の命日5月28日は「野バラ忌」と多恵子夫人に命名されました。
雨上がりには、まず霧が巻いてくるでしょう。霧の巻いたしっとりとした路傍に、野バラが咲いていたりします。
5月の終わりの雨は、梅雨の前触れかもしれません。もう雨はたくさんだとなることでしょうが、今日の雨は、久しぶりで感謝されています。
涸れてしまった3つの泉に再び水面が見える日が来てほしいから、雨はまだまだ歓迎します。
でも油や、雨漏りしてないだろうなあ…。
本日も休館日です。静かな追分に雨が降ります。
- 作者: 宮沢賢治,こどもくらぶ,山村浩二,アーサー・ビナード/英訳
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