otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

峠の手前

暦の上で「31日」がふた月続く7月と8月が、ちょうど正月の反対側にあり、その中間点の今日がなんとなく今年の半分という気分です。
これが実は大きな間違いで、すでに今年は半分を一か月も過ぎてしまい、マラソンでいうと折り返し点はもうすでに過ぎているというわけです。ま、一家に学生を抱えていれば4月が新年度ですし、一年のどのあたりかなんてことはどうでもいいのですが、これからの1か月は忙しくないわけがなく、日はどんどん短くなるし、おそらく怒涛のごとしの一か月で、その直前に当たって少々緊張気味なのであります。(文化磁場のパンフレットを見ると、なるほど4月下旬から11月上旬の営業という意味では、ほぼココが真ん中あたり、まんざら外れてもないのでした。)しかし、峠はこれからです。

幸い膝はほぼ完治しました。今でも毎週一回ちゃんとリハビリに行っていますが、1か月半前は足が数センチしか持ち上げられなかったことを思い出すと、よくもまあ回復が間に合ったと思います。今でも一日の終わりには、右ひざの内側がピリピリしています。一日ほぼ立ちっぱなしですから、仕方ありませんが、薬も飲んでいないし、湿布も貼っていません。いまや小走りになっていることもあり、むしろ動けることのありがたさが身に染みて、これぐらい大したことはありません。
自覚症状は大したことはないのですが、リハビリでトレーナーの方にチェックしてもらうと、そのひざの内側からつながっている太ももの内側の筋肉には相当ストレスがかかっているということで、もみほぐしていただくと悲鳴が出てしまうほどです。
3か月間片足を引きずり、足が地面から2cm位しか上がらない日々でした。階段もつかわず、つまりほとんど太ももを使わない生活でしたから、その間に太ももの筋肉がなまってしまっているのです。寝たきりになるのは本当に危険だと、しみじみ思いました。動け、歩け!


さて、沙庭も展示替えして、いよいよ今日からガラッと変わった油やです。どうぞご贔屓に。

●一進:横田健一郎 (水彩画)
●710:高原古本市 (継続)(8月3日まで)小さな古本市が長野のメンバーを加えて、バージョンアップ。なかなか充実しています。お見逃しなく。

●沙庭:オーライ・タロー 「ふるい建物、ちいさなモノたち」
●ルーサイト・ギャラリー 野田姉弟展 (陶器・絵画)
猫町ギャラリー石渡いくよ人形展「にっぽん 猫歳時記」 
●蝙蝠:岡宗さよみ 「古布巡礼ー和布よみがえり」