otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

雷(いかづち)の音ひびく

最近、雷が鳴らない…と書いた途端久々に、でかいのがやってきました。書くとこうなる傾向有り。

残業の後、ささくらさんで食事をして、自宅に帰り着いたとたんに一気に我が家の真上に雷がやってきた(というくらいの迫力!!)のでした。
8時過ぎ、パソコンやテレビが付いていた時間に、いくつか雷が響いてきたなと思って間もなく、凄まじく光った!と同時に地響きとともに消灯しました。
ブレーカーを見に行ったけれど、スイッチは下がっているし、あたりは真っ暗なので、これは停電だと思いました。そのうち着くと思ったものの、そうだ真っ先に「そうだ油やは??」。慌ててSさんに携帯電話をしてみたところ、停電していないというのです。ほっとしました。宿泊者がある場合は、まずはこの対応がいの一番です。念のために追分に住むほかの家にもかけましたが、やはり停電はしておらず、きっと1000m林道沿いが停電しているのだろうと勝手に決めつけ、早寝を決め込みました。やることは山ほどあれども、停電では仕方なし、復旧したら夜中にパソコン仕事をしようと思っていたのですが、結局電灯は朝までつかず、こういう日に限って、老猫の夜泣きもなく、気が付いたら明け方6時でした。10時間停電していたことになります。
やおら、中部電力に電話をして聞いてみると、停電はしていないというのです。配電盤のところへ行って、中部電力さんの指示に従ってみると、中央の漏電ブレーカーの小さなスイッチが下がっていました。押し上げてみると、「点いた!」
扉の上の2mほどの高さにある配電盤に、しかも小さな字が書いてあって、踏み台に乗ったくらいでは全く読めやしません。ブレーカーが落ちても、主ブレーカーにはひもが付いていて、作動しても下から引っ張ればいいし、各部屋のブレーカーは、棒で下から押し上げればいいようになっているのですが、中央の小さなスイッチには触ってみることはなかったのです。あとから知人に聞いたところ、このスイッチが作動したので、家電が無事だったとのこと、当時ついていたテレビや、冷蔵庫、パソコンに大きな電力が流れ込んでいたら、いかれてしまうかもしれなかったそうで、命拾いしたことが判明。溜飲をさげました。

あまりにパランパランとうるさいので、暗い部屋の天窓に、懐中電灯を向けると、雹のような固形の白いかけらが見えました。そんな大荒れの夜、仕事を放りだして寝てしまったというわけです。寝すぎて体が重い!のも、この停電ではなかったという事実に吹き飛びました。

久々に大雨で地面が緩み、イノシシがミミズを探しに家の近くに出没しました。
こいつは最近時々登場しています。大きさから言って同じ奴のもよう。柴犬くらいの大きさです。小型でも鼻の力は強くて、前回来たときは家の周りのいろいろなもの(植木鉢・かつてメダカの入っていた水盤、石など)がひっくり返されていましたよ。