otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

風の歌が聞こえる日

朝は朝焼けでした。山には雲がかかり、一体が茜色に染まっていました。落葉してすっかり殺風景な景色がいっとき華やぎました。

浅間山山麓は、あまり風が吹かない場所です。南麓だからでしょうか?
でも今日は朝から珍しく風が吹き荒れていて、裸樹ばかりの林の中を風が音を立てて吹き抜けています。葉が生い茂っている時期だったら、樹が揺さぶられてもっと騒々しいかもしれません。昨日が雨だったので、積もった落ち葉は湿っとりとして、今のところあまり地表で葉っぱは踊っていません。

外へ出たらきりりと寒いので、これは寒いと温度計を見たらやはり-4℃くらい。しかしふと見ると氷はてんで薄氷で、1mmもないくらいでした。きっと夜中はまだ昨日の暖気が残り、明け方この風が寒さを吹き込んきたのでしょう。まさにウインドチルですね。風向計がないので、風向きがよくわからないけれど、北から吹いてきているのでしょうか?晴れているのに山が曇っているので、たぶんそうかな。

昨夜は久々に温泉に行きました。露天にいるときにはちょうど雨が上がり、月も出ていました。月見風呂でした。温泉浸かりながら宇宙を眺めていると、わが身のちっぽけさが余計に身に沁みます……。

宇宙といえば、はやぶさ2号が天候不良でうち上げが延期になっていますが、この地球から飛び出して宇宙に無事放たれて欲しいものです。気の遠くなる世界ではありますが、また戻ってくるように計算されるのだから、凄い!ことです。