otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

オオカミ少年にならないように

昨日から今日にかけて、予報は外れて、降雪はほとんどありませんでした。まあ、積雪の予報の10cmというのは、ここでは大したことはありませんが、太平洋側でも積もった場所は部分的だったようですね。
私がちょっと気になっているのが、昨年の繰り返しにならねばよいがということです。
昨年も2月初めの雪の予報は、結構おおごとで、まれにみる大雪という予報でした。結果的には、降ったもののいつもよりちょいと多めの雪といった感じでしたが、一大事ということでもなかったのです。その次の大雪予報は、前回ほどでもないという感じであったので、一気にみんなの警戒意識が緩みました。結果は、観測史上初めての大雪であったのです。

自然は筋書き通りにはいかないことはわかっていますが、やはり予報が出ているとついそれに影響される。当たれば災害を予防したりして役に立っているけれど、こけた場合はどうしてもその後の人間の心理は、単なるリセットにはならず、むしろ油断をうむ結果となるのです。ですから私は今後がとても心配。
ついつい天気予報は見てしまいます。今のうちに買い物に行っておこうとか、この晴れを有効に使って洗濯しようとか。明日になれば天気が好転するなら、無理せず今日は出かけずにいようとか。とかく主婦は日和見主義です。
大雪からそろそろ一周年。100年に一回あるかないかなんて、だれが決めたか?たとえそうでも、これからの百年の一年目に起きる可能性も否定できないわけで、予報を形耳で聞きつつ、もう片方では風の音を聞いて、目で空の色を見て感じ取れることは自分で感じようと思います。

栄村の人が今年は今のところいつもより20cmほど雪が多いと言っていました。追分は。降り始めは12月と早かったけれど、今のところ積雪は例年並みかと。
立春をすぎてて春の予感はここにもあります。まず第一に日が延びました。日差しが温かくなりました。野鳥の声がちょっと変わりました。
でもこれからが正念場の二月です。晩生の信州は春になるにはあと3か月近くかかります。ちょうど半分経過というところか。
でも今年はなにかと楽しみな春の訪れ。新幹線の延伸は3月14日。そして善光寺御開帳が今年はあります。
その春までに、昨年ほどではなくてもドカンと二発くらいの大雪があると思っておいた方がいいかと。でも5月になれば必ず消えるということは絶対確か。
春は来ることが、何よりの救いです。