otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

泉が湧くところに

今年も今日から諏訪で「第五回くらもと古本市」が始まります。残念ながら、我らは少々くたばっていて、今回は参加していませんが。(今回のイベントだけでなく今年は全般的に「引きこもりの年」になりそうです…。出品帰りのお目当ての酒と温泉を逃しました…涙)15日までです。

【開催日】2015.2.7 [土] 〜15 [日]
【時 間】10:00 – 17:00
【入場料】無料
【会 場】諏訪五蔵
【お問い合わせ】株式会社バリューブックスくらもと古本市係 
       0268-75-9377 / event-info@value-books.jp

▶詳細:http://kuramoto.valuebooks.jp

イベントはオープンするまでの計画準備が何しろ大変。数年参加させていただいて、まかれた種がどんどん成長していく様を端で拝見していて、主催者の皆様のご努力には本当に頭が下がる思いでした。
古本関連のイベントはいろいろあるけれど、かつての古本マニアのための古本市とは違う、新たな切り口で行う必要があり、何よりも大事なのは、土地とのつながりではないかと思います。諏訪の古本市が成功発展しているそのわけは、まさしく地場力という泉を掘り当てたからだとおもいます。酒蔵が400mの間に5軒もあるというのは、凄く貴重な土地の宝ですし、どーんと広がる諏訪湖もまた得難い存在です。時間がたつことが大事な「酒」と「古本」をうまくコラボされているのは見事です。しかも若い方が多く関わって、楽しんでおられるようで、これが何よりの未来へのチカラです。同じ信州として、この一連の流れはとても刺激になります。

今年はあいにく諏訪湖のおみわたりは可能性がないとのことですが、ということは足元は悪くないということ?であり、ますます内容も充実しているようだし、是非お出かけください。(昨年は、雪との戦いでしたけど。)

古本会場には東京の西荻にわとり文庫さんもいらしているようですよ。にわとりさんのセンスの良さは必見です!

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