otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

木登り猫

明らかに鳥の声が変わってきています。初めはカレンダーが変わったので、気のせいかと思っていましたが、最近確信に変わりました。凄くおしゃべりとなって、きっとこれはさえずりです。野鳥にはカレンダーは読めないでしょうし、気温はむしろ寒い日もありますが、日の出日の入りの時間の変化や、その角度の変化で季節の変わりを知るのでしょう。凄いなあ。

さて、我が家の家猫ベルは、高齢ということもあり、前ほどその体形から季節の変りを感じなくなりました。かつては冬は毛が密に生えて、一回り大きくなったように見え、春先にみるみる脱毛して、夏はかなりスリムになります。それを見た母は「ベルちゃんずいぶん貧弱になったねえ。」と言い放ったものです。

一方、現在ポンポンなのは外猫クロキチです。昨年までは、親兄弟、叔父さんのキツネ君などと押し合いへし合いして寝ていましたが、今は皆いなくなり、零下10℃近くても一匹で屋外で頑張っています。ムクムクになる必要があるのです。
一度木に登ったのを苦心して救出して、雨にぬれていたので、一晩段ボールの箱に入れて、室内に置いたことがあるのですが、あれ以来室内の居心地の良さに目覚めたらしく、最近、「追手」もないのにあのコナラの樹に上ってしまうという事件が起きています。
かなり高いところに上がって、Y字になったところからにゃあにゃあと騒ぐのです。最初は下から声をかけて誘導して下ろしましたが、二度三度と続くので、もしやこれは遊び?かと、最近はほったらかし。
しばらくするとお尻から下りてきます。猫はやはり木から下りるのは得意ではないらしい。でも木登りは割と好きのようです。
黒猫は、白い林では丸見えです。
下りてきたクロキチです。


今日もまたクロキチは登りました。
無視したら、籠城せず、すごすごと降りてきました。どうやらすねると上がるという癖になってます。困ったもんだ。