otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ポターの生き方

本の森美術館は今年25周年を迎え、その記念で、名誉顧問である吉田新一氏監修による「ピーターラビットの世界」展を7月1日に入れ替えて、一年を通して開くということです。
本のまち・軽井沢で一緒のグループを組まさせていただいていることもあって、オープン前の内覧会にご招待いただきましたので、一足早く見てきました。吉田氏所蔵の豊富な資料をふんだんに使って、今まであまり知られていない、ピーターラビットの本の謎が丁寧に説明されていたり、ビアトリクス・ポターの生涯についても詳しく紹介されています。
絵本の背景として、たくさんの湖水地方の風景写真も見ることができます。

7年目のちょうど今頃に湖水地方を旅行したことがあるのですが、ポターの努力の結晶ともいえるナショナルトラストによる土地の保全活動が、実に興味深かったです。あたりは羊、羊でしたが、ポターは農業それも羊のことも広く保護活動をしていたので、折からの羊年の今回の開催、ぴったりですね。

静かにゆっくりできるときに、時間をかけて閲覧したく、また伺いたいと思います。

ピーターラビットの世界」展 
於 軽井沢絵本の森美術館 (塩沢)

   前期:3月5日(木)〜 6月29日(月)
   後期:7月1日(水)〜 10月4日(日)

ピーターラビットからの手紙 (求龍堂グラフィックス)

ピーターラビットからの手紙 (求龍堂グラフィックス)

素顔のビアトリクス・ポター―絵本をつくり、湖水地方を愛し、農園生活を楽しんで

素顔のビアトリクス・ポター―絵本をつくり、湖水地方を愛し、農園生活を楽しんで

ピーターラビットの世界

ピーターラビットの世界