otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

半分終了!

カレンダーに間違いはないはずであり、あれーつまり2015年は半分が終了したことになります。全く実感はないですが。

先週末は思いがけず晴れて、この雨期の時期に展示をして下さる作家さんには、ちょっとしたプレゼントでした。

昨日、佐久に出る用があり、帰ってくるときに土曜に続いて、浅間の紫色の山姿ががくっきり、噴煙も白くしっかりと上がっているのが見えて、ちょいと車を止めて、写真を撮ろうと思っていたのですが、ついずるずると追分まで戻ってきてしまいました。
写真を撮ろうと思った一つの原因は、噴煙の出ている場所が、山頂の中ほどだったからです。ここの所、追分から見ていると比較的噴煙の出ている箇所は、東寄りに見えていたのに、この日はやけに真ん中だったのです。それは佐久からみたからなのか、風向きなのかが知りたいと思い、できれば証拠写真を撮って、その足で追分に来て、いつもの場所ではどう見えるかも見てみたかったけれど、戻ってきてからは、忙殺されて、ふと気が付くともう雲がかかって全く見えなくなってしまっていました。チャンスを逃した!!

これは28日の追分(真南)から見た浅間です。こう見ると結構中央だな。

追分駅近くより 第一回小噴火の日16日↓こちらは東端です。

佐久からは煙が中央しかも少し西よりに見えたということは、出ているところが変わったのではなく、つまり噴煙の出ている箇所は、案外北側奥の方ということになります。(さすがに出ている場所がかわったら、ニュースになりますよね。汗)
出ている場所が変わったというと、箱根山は新たな噴気孔が開いて、レベル3になったとのこと。
温泉が生業に関わっている人が多い地域ですから、夏の行楽シーズン前で気をもんでおられることかと。

そう考えると、浅間山の場合は山の周りにそもそも温泉はあまり多くはありませんし、別府や草津のように、街のあちこちから湯気が立ち上る光景もありません。星野温泉のところを流れている湯川の一部が、その名のごとく温かい水であるくらいです。熱だまりが深いということなのでしょうか?
火山の利用、例えば地熱とかは、ここではあまり利用行されていないように感じます。寒冷地だから、地熱くらいは有効利用してもいいように思うけれど。火の山を恐れるだけでなく、共存しなくては。
夜半、また雨が強く降ってきました。

【名残の写真】
ルーサイト・ギャラリー 和田山真央       ヤマボウシ