otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

塵も積もれば何とやら

月曜日の午前中に降り続いた雪は、今年に入って初めてのまとまった積雪でした。
スキー場など待ち望んでいたことでしょう。
この私もすっぴんの浅間山を見るにつけても、「やはり冬の山は白くないとね」、なんて地上が白くないことを残念に思ったり、暖冬を憂いてみたり…。
今となっては遅いですが、撤回します。こんなにまとめてくれなくてもよかったのに…。

昨日は自宅の周りの雪掻きに終始して籠り、車には乗りませんでした。「君子は、危うきに近づかず」デス。
他のところならともかく、ここは零下の世界。一日立経っても融けるわけがありません。

今朝は朝一番のリハビリ行でした。さて、この私が佐久まで車で行けるかどうか、気になって、よっぽど予約時間を遅くするかどうか迷ったものの、まあなるようになれ!と決行。気温は-5℃。快晴。

朝早くから起きて身支度を済ませ、エンジンがかかるか?をみて、公道までの雪掻きのチェックし、いつもより余裕をもって出立。
ところがなんと、まず自宅の公道までの緩い坂がなかなか上がらない。仕方なくバックに入れて一度下へ戻ったり、勢いつけて再び発進したりして、ようやく上がり、幸い車は来なかったのですぐ左折。林道は雪かきはできていましたが、真っ白です。
いつものルートは長い下り道なのでそれは避けて、林道をそのまま西に走って、サンライン経由で行くことにしました。
折から、通勤時間。軽井沢方面を目指す車が多く、すれ違う必要が。この道はもともと幅の狭いところがあって、譲り合う必要があるのですが、路肩に除雪の雪が積んであり、道はさらに細く、どちらかが停まる必要が多々発生。
ところが路肩に寄せると雪にタイヤを取られてしまって、お尻を振ったり、危うく接触という場面もありひやりとしました。こういう状態では、いくら自分は安全に走っても、もらい事故も起こるのです。
国道も御代田までずっと下りなので、あえて中山道を使って、エンジンブレーキをかけて、車間距離も取ってゆっくり下がりました。

途中佐久近くで大型車がゆっくりと走り、ずっと超低速。余裕を持ってでたのに、結局遅刻気味で、でも無事に到着。どっと疲れました。

佐久はすでにアスファルトが見えていました。
道中道路の状態は決してよくはありませんでしたが、幸い事故は一度も目にしませんでした。いつも割とラフな運転の長野も、こういう時は皆慣れていて、慎重にしないとまずいということはさすがにわかっていますね。

午後は店に降りていき、本屋の脇の道の雪掻き。
風が寒い一日でした。発送本は番頭さんに郵便局まで持って行ってもらいました。