otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

青さの頼もしさよ

青い空に、視覚的にまず励まされているような、快晴です。足元の白はさておき、青い空が出てくるとホッとします。ほぼ無風。
そういえば、昨晩は月光が雪原を照らして、あまりの明るさに満月かと思ったくらいですが、そうではなく、まだ半月だったのを思い出しました。
大雪のお蔭で、空気中のちりはまず一掃されて、水分も降りて、空気はとても澄んでいます。この空色も極上の空色というわけ。

山霧に覆われていた浅間山が、ようやく姿を現してきました。
これは10時頃の写真ですが、11時には山頂もみえてきました。
勢いよく白い噴煙も上がっています。
今日一日はしっかり晴れてもらって、嵩を減らしてもらいたいところです。
すでに枝の上の雪はだいぶ落下しています。

ちくま文庫の根本順吉著「空からの手紙」に「空の顔色を読み取る」という表現があります。面白い言い方だなと思います。
専門的な知識よりも、ちょっとした日常の注意と好奇心こそが一番の道具ということ。
というわけで、わたしは一日に何度か外に出て、空のご機嫌を伺うことにしています。