otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

銀の枝

昨日は、
一日中すっきりとしない空模様で、雪国から氷の国となった追分は、そのまま変わり映えもせずの一日でした。
週末の雪を放置した結果、町内の道路はすこぶる状態が悪く、車も歩きも危なっかしい状態です。
小学生は慣れたもので、へっちゃらですが。たくましい。

今日は次第に青空が見えてきて、雨氷が融け始めました。
空を見上げると、木々の枝が光を浴びて光り輝き、それは綺麗。
でもいつまでも光っているところを見ると、まだ氷の部分も多いような。
松本方面では雨氷の状況がもっと深刻で、倒木の被害が相当出ているらしいですが、追分近辺ではあまり倒れたという話は聞きません。
木が雨氷により折れる場合は、凄い音がするのです。
まだこれを一度も聞いていません。






今朝も寒いです。風が若干あるからか、屋外へ出ると思わず肩がすくみます。
晴れていて日中一番暖かい時が温かいなと思う日が8.9℃。寒めの日が4℃くらいです。
数日前に最低気温が零度を上回る日がありました。それだけでぐっと暖かく感じます。地面の表面がとけて、地面はずぶずぶでした。まだここには土の道が沢山あるのです。
今朝は良く晴れて、冷え込みましたので、地面はしっかり。つまり凍っています。寒いけどこちらの方が歩きやすいのです。こんなのんきなことを言っていられるのは、春が直実にこちらに向かっていることを実感できるからです。
春の実感とは?ここ数日で明らかなことは、鳥のさえずりが始まったということ。
実はだいぶ前からその気配はありましたが、確信がなかったのですが、ついに鳥の世界には確実に春が来ています。追いかけっこも観られます。湖のあるところでは、ハクチョウの北帰行も始まっているとか。追分食堂にはまだアトリは来ています。
地面が斑になってきているので、落ち葉で褐色の地面を歩き回るアトリが保護色になって、地表がワサワサ。

オオイヌノフグリも青い小さな花を残雪の脇で咲かせていました。

名残の雪だと確信出来ると、残雪を見る目も変わるというものです。

ラジオの聞きかじり。
気象予報士さんの「暖冬だからと言って、桜の開花が早まるということはない。」という一言に感心しました。
帳尻を合わせているということです。
寒さを一定期間味わうことも大事だということです。
フライングで咲いてしまった花もあったとしても、すべてがそうなると絶滅してしまうものも出てくるわけです。植物、昆虫、動物はすべて絡まり合って生きている。
追分食堂もぼちぼちお終いです。

季節外れの雪が降る可能性がある4月20日台まで、まだ2か月。
一方、いよいよ油やのパンフ作成やら、4月23日オープンのための準備が待ったなしとなってきました。
二月は週明けに一日おまけがあって本当に助かります。
勝負の二か月です。