otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

霧中でもドンの存在をお忘れなく

ここ数日見たニュースの中に火山のニュースがふたつあり、御嶽山の噴火の賠償問題、一つは浅間山が少し活発化しているというものだったような。一昨年の初夏の里の人間も気づかないくらいの小噴火以来久しぶりとのこと。
ただ、やはり情報は常に開示していかなくてはという昨今の流れから言って、もう少しこれが報道されるかと思いきや、そうでもなく、意外にわかりにくいということを感じました。
1月に入ってから、火焔現象?(夜間に火口付近の上空の雲が赤くなる現象)もみられたそうな。

現在の浅間山の噴火警戒レベルは5段階のうち下から2番目の「レベル2」で、火口から2キロの範囲が規制エリア。
気象庁は、山頂火口から2キロの範囲では噴火による大きな噴石の飛散などに警戒というレベル。

(ちなみに石尊山が火口から4kmです。)

つまりレベル1から2に引きあげられたわけです。
この雪では現在登山している人はまずいないでしょうが、噴火があった場合、融雪雪崩が起きる可能性があるので、冬の噴火は意外に気をつけなくてはならないと聞いたことがあります。

昨日のように美しい山姿を見せてると、誰しも写真を撮りたくなりますが、例えば今日のように、曇天で、霧も巻いてホワイトアウトしそうな状態で仮に噴火があったら、たとえ小さくても目視できないことでどれほど不安を感じることでしょう。

天気図を見ていると、日本海の方の天気が浅間山で遮られているような気がしています。天気図もふつう平面的に考えますが、寒気が入ってきたり、台風の動きは本当は立体的に見えると分かり易いような。例えば、名古屋に雪が降るのも、列島の中央の谷間の存在があるからだと。

あの真田正幸も気にかけていたかもしれない浅間山の噴火。
やはりこのあたりのドンだということを、心にいつもとめておく方が良いと思います。

それにしても今日は見通しが悪いです。(午前九時)
明日あたり雪の上乗せがあるという予報あり。


昼ごろ徐々に晴れてきました。
出来るだけ今日のうちに雪の嵩よ減ってくれ!!