otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

うさこちゃん

ゆきのひのうさこちゃん (ブルーナの絵本)ディック・ブルーナのデザインのシンプルさはさすがです。
この色、形、ラインは実に普遍的だから、ユニバーサル。
出版の世界にも残り続ける存在だと思います。

福音館からうさこちゃんシリーズとして、1964年に日本に紹介された際の翻訳者は石井桃子さん。今はそれを松岡享子さんが引き継いでおられます、このお二人に紹介されたことはも幸いでした。

最近は本だけでなく、アニメーションや、グッズも多く世に溢れていたようですが、私は個人的にブルーなの絵は紙の上に表現されるのが一番ふさわしいと思います。
平面デザインの極みだからです。
計算された色、形が、そこには正しくあらわされるから。
ブルーナは素晴らしい職人だと思います。

ディック・ブルーナのデザイン (とんぼの本)

ディック・ブルーナのデザイン (とんぼの本)

コロニー内のうさこちゃん