otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2006-01-01から1年間の記事一覧

初冠雪だったらしい

いつもより一日早くやって来た。連休なのだ。好天が続いていた東京だったし、今後の予報も悪くなかったのに、関越道で小雨に降られる。今日は、二の鉄を踏まぬように10:45に出てきたので、松井田・妙義IC.を12時過ぎにでられた。(前週参照) 追分に…

澄んだ夜空に星を数えて

『諸君!』12月号「古本蟲がゆく」に我がO村古書店が載った。大先輩「りんどう文庫」とともに。りんどう文庫のど迫力の前には到底太刀打ちできない。そのりんどう文庫が軽井沢から引っ越す話はどうやら本当だった模様で、こうやって並べて載せていただいたの…

庭いじり中の見つけ物

東京のプランターで持て余しているハーブの苗を追分に運んで、ちょっとっ強引かなと思ったがまだ地面が凍るまでしばらく有るので、思い切って地植えする。猫が大好きな「キャットミント」藤ムラサキの綺麗な花が咲く。そのために池の近くをスコップで掘っていた…

隣のもみじ

O村古本屋日誌(色づく林)週末は両日とも好天に恵まれて、登山道の入り口にはハイカーの車が多数駐車していた。 一段と黄色くなった森のなかで、もみじが次第にだいだい色に染まっていく。店の隣の旅館の敷地のもみじが良い塩梅に色づいてきた。わが庭のそ…

赤い三日月と闇に潜む獣たち?

金曜の夜になると、ごそごそ動き出すへんてこりんな生活もそろそろ終盤を迎えている。あと少しといいつつ…まだそれに向けて慌しい金曜日である。慈光さんで古道具の本棚を購入し、玄関先まで届けてもらう。車に積み込む荷物が廊下に並ぶ。仕入れた本、店の植…

風を送ってもらって

林は日々冬に向かって支度をはじめている。空は澄み始め、風も透明になり、 あたりがあたかも休むまえに身を清めていくかのような、 そんな今日この頃である。あんなににぎやかだった虫たちもだいぶ姿を隠してしまった。 夜窓を開けてももう何も飛び込んでこ…

余韻・・・

いやあ、雨が降ったフッタ。その上今朝は風もあり。植木鉢がひとつ落ちて砕けていた。こうなると日曜の日中の穏やかさが尊いものに思えてくる。屋外のイベント企画の怖さを実感する。恒例の退屈男さんのまとめがはじまり、はじまり。(ご苦労様です) トンボ…

「秋も一箱古本市」へ(2)

昨日の続き 谷根千地区にはあまり詳しくないので、地図と首っ引きでの(市の大家さんの)場所探しでした。まあそれもまた楽しいのですが、そんな途中でニャンコにもばったり。 道をきくわけにも行かず、せめて?写真を撮ろうとしたら、あっという間にファイ…

「秋も一箱古本市」へ(1)

それにしても傘を持たずに古本市へお散歩に行けるのはなんと嬉しいことよ。ナンダロウサンが曇りぐらいの方が…と贅沢なことをおっしゃってましたが。帰宅後地元でばったり「こちどり」Rさんに会って、戦利品を見せびらかしていたら、雨が降ってびっくりでしたが、…

今年もまた天高くなくても我肥ゆる秋

■カンゾウの種のはじけたところ→私は今週末の店番はさぼることに。亭主が一人で昨晩出かかけて行った。 きのこ祭りも終わり、追分の秋はぐんと進んで、静まりはじめている。もっとも本屋に行くにはいい季節だし、追分はここから早春までがいいのだが。私はた…

もも色の星屑

今までのんびりしていた週末が、むしろ一番緊張するようになって、平日がどうも使い物にならないので、困ったもの。昨日はなかなかいけなかった印刷やさんに行き、本にはさむスリップの注文。紙の色を散々迷って、結局、初心貫徹「萌黄色」=明るいみどりで…

秋たけなわ

O村古本屋日誌(キノコ尽くし)昨日とうって変わって今日は抜群の天気に恵まれホッとする。 店に向かう途中で公民館での「キノコ祭り」に立ち寄って、キノコの展示をみたり(←この展示が実物でなかなか凄い)、具沢山の振る舞い「キノコ汁」をいただいて、入…

表敬訪問

O村古本屋日誌(駐車場が[いが]だらけ、危険!)秋にあわせたしつらえのために、金曜日の夜に来る。前後を走るはトラックばかりなり。意外に天気は芳しくなく、静かな土曜日だった。きょうは「あたら・さん」の駅舎イベントがあったはずだが、いかんせんここ…

天晴れ、晴れの特異日なのだ

O村古本屋日誌(栗山!) 台風並みの低気圧の余波をうけた連休だった。 まあ、それにしても連休明けだと言うのに、今日;10月10日の天気のいいこと!舌打ちしている人は多いに違いない。 東京オリンピックは開会式を晴れで迎えたいということでこの日になっ…

光の中のトンボ

台風一過のような一日だった。 早稲田古書店街の皆さんのおおきな溜息が聞こえてきそうだ。 そもそも、日曜から始まって、連休の直前の金曜までなんてあんまりだ。夏の台風は強い南風だが、今回はずっと北ばかり風が吹いていて、そのせいか嵐が去ったら急に…

天然色なり

■甘酢につけておいた例の茗荷である。 綺麗に染まって、自家製しば漬け風の出来上がり。 いよいよ「おいわけキノコ祭り」にデビューするきのこ人さんと。 (デビューと言ったって、歌唄ううわけではないですが。)

青空ではなかったけれど、

日曜からはじまった恒例の『早稲田青空古本祭り』へ行って来た。文庫コーナーにはテントもないし、できるだけ身軽でいきたいので、折りたたみの傘が入用なときは避けたかった。カレンダーを見ると今日はなかんずくいい。家のことを午前中に済ませて、いざ出…

実りの秋

O村古本屋日誌(アケビの弾ける頃) O村は一足先に、秋に突入している。 日々林が明るくなっていく。黄葉し、一部落葉して林が透いて来る。 ふと見ると池のふちに植わるボケにアケビのつるが絡んで、それがみごとにぱっくりとはじけた。栗もイガごと落下し…

馬鹿にはならないらしい

茗荷は好きな野菜?のひとつだが、茗荷を食べると馬鹿になるといわれているらしいのが、気にかかっていた。これ以上ボケが進んでも困るもので…・・・。 昨日近所の八百屋で、一山¥380を見つけてしまい、買わずにはおれない。お勘定のときに、おかみさん…

秋のイベントあれこれ

10月14日に、追分であたらさん編集部による無人駅について考えるイベントがある。 →http://spn01710-02.hontsuna.net/ キャッチフレーズは、 「信濃追分駅舎・あたらさん編集室1周年記念イベント「駅舎讃歌」 あなたの参加が無人駅の再生につながります。(…

風格あり

息子が小さい頃、地元の小学校の運動会に現れた初老の男性のなんとも堂々とした様子は、実に印象的であった。校長先生に低い声で「よっ」とかなんとかあの低い声でおっしゃって…あたりがピリッと引き締まる感じがした。そのお方こそが丹波哲郎氏で、かれもま…

また来年!

O村古本屋日誌(下山の頃) 天気予報が外れて、思ったよりも気持ちのいい秋の週末だった。日中は爽やかな気温だが、朝夕はだいぶ寒くなって、特にこの日曜朝はぐっと冷え込み6℃だった。(セーター着てストーブつけていた。)すでに時折こういう日もあるので…

澄んだ空気に

朝がすかっとやって来る。 日々夏の疲れを感じながらも、そこに青い空があるだけで、ちょいと元気が湧いてくる。 洗濯物が気持ちよく乾くのがいい。 というわけで、青い空があるだけで、実質的にも気分的にも家事はけっこうはかどる。空を見上げることは目覚…

アコースティックな夜はふけて

■写真:軽井沢町のマークは「か」。保養地らしい憲章がある。 ついに岡崎武志師匠が店に来てくださった。 我々が車で向かう途中なので、深夜のドライブにも同乗。なんと岡崎さんは生まれは私と同じで、学年は亭主と同じなのだ。 道路の工事などで、いつもよ…

今日もしとしと‘・。‘・。‘・。

昨日の毎日新聞の夕刊4面文化欄は、なかなか読み応えの有る1頁だった。まず「本のウチソト表裏」鷲尾賢也氏による「★元気な古書の世界」。 岡崎武志さんについても触れられている。コラムには「古書業界が元気」とあるが、古書業界そのものが元気と言うわ…

しとしと。・。・。・。

終日、傘が役に立たないような霧雨。気温は下がったものの、依然室内の湿度は高め。東川端参丁目備忘録さんのブログに載っていたのだが、この新刊本は私も欲しいが、いかんせん高すぎる!!いくらCD二枚付いていたって。大学で仕事(事務)をしていたとき、…

めぐり合い

O村古本屋日誌(秋の入り口)亭主は川越の買取の荷造りに立ち寄って、終わり次第追分に来ることになり、私は新幹線で先に出かけた。しなの鉄道が上手く接続せず、ちょうど関西から来ていた両親に迎えに来てもらい大助かり。雲にパックされ、ムシムシした東京…

懐中電灯をお守りに

残工事の立会いに、信州へ一泊出かけてきた。平日でないとできないこともあるのだ。夕食の用意をしておいて、部活から戻った息子と入れ違いに出て東京駅に向かい、新幹線に飛び乗って、薄ら寒い軽井沢に着いたのが夜10時半近く。(この新幹線は上野にも止…

縁結びのお本様・・・

2005.2006年とみどりの日にやっていた「一箱古本市」。 私は今年はじめて参加したけれど、なんだか高校時代(太古の昔)の文化祭みたいに楽しかった!し、「本」と言うものが、人々の「核」になるということに、感動さえしたものだ。ブログでも折に…

ネット が ワーク?

●友人の野鳥画家:谷口高司さんが大人のぬりえを発売! http://www.fieldart.net/nurie-2.html 今、大人用のぬり絵がブームなんだそうだ。私が小学生の頃、文房具店にはきいちのぬりえがあったような気がする。普通のお絵かき帖の見返しや裏表紙にぬりえ用の…