otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

2011-01-01から1年間の記事一覧

ライブでナイト!

軽井沢朗読館の開館一周年記念のイベント、坂田明トリオの演奏に、夜出かけてきました。夜七時開始と言うことで、何とか駆けつけることができました。自分のところがイベントを開催している最中でしたが、実はこのイベントにはせ参じることは春からお約束し…

中日を経過

撮影:樋口暑すぎた7月でしたが、馬子唄が終わったあたりから涼しい日が続いています。 徐々に気温は上がっていますが、夜に雨が降る日々です。気温が一定より下がっているためが、一部の木が黄葉しています。そうめんや冷やし中華より、温かい麺が食べたい…

新たな出発

お陰さまで、本日11時より油屋ギャラリーにて『ホームズの本棚』が始まりました。シャーロック・ホームズに関する本を通常とはちょっと違う「面を出す本棚」で見ていただくという試みです。ホームズ本のコレクター杉山氏のかつての蔵書1000冊を中心に…

咳き込みながらカウント・ダウン

日曜の馬子唄道中を無事に終え、いざと思ったその心の緩み?に風邪を引き込みまして、月曜は全身の節々が痛み始め、朦朧として、一人で車を運転して、医者に行くのも危険な状態。案の定その晩は熱が上がりました。ココと言う時にやってしまう傾向が。 実は日…

馬子唄道中

また朝からジーと地鳴りのように蝉が鳴いています。ホトトギスが「トッキョキョカキョク・・」と合いの手を。高原の夏の朝が戻ってきました。 今年も追分馬子唄道中が本日行われます。これにあわせて、村中線は久々に開通しましたが、今日は朝九時から午後三…

静かな村は、突如寒い!

台風というと、通常やたらに暑い空気が流れ込み、ムシムシするもの。でも今回はちょいと違う。昨晩からといいうもの気温はどんどん下がり、21日の夜半の屋外の気温は、なんと10℃をきっています。私は朝からタートルネックを着ています!がそれでもまだ寒い…

夏の宵のこころ

本夕、軽井沢朗読館で作家の高樹のぶ子さんの講演があります。朗読のために書きおろした作品「翔の魔法」の発表ということで、興味深いです。勿論、青木裕子館長の朗読です。この講演会は東日本、震災鎮魂の会として行われ、復興基金に寄付されます。「本の…

夏蝉、キリンソウ

海の日を前に、すでに盛夏の様相。ここ追分にも夏がやってきました。二、三日前から林の奥から蝉の声が聞こえて来るようになりました。これは夏の蝉です。ここでも30℃を超えていた模様。でもキビタキや郭公やまだウグイスも聞こえます。そのうち蝉が上回っ…

追分・ニュース!!

徒歩通勤途中、ふと、いつもと何かが違う!と思って視線を感じた先を見ると、なんとあのクロネコココアが店の入り口で座り込んでいいるではありませんか。ソウです!9ヶ月ぶりに亀田や商店のシャッターが開いたのでした。 先代美保さんの病死で、急に店を閉…

ハルゼミは春の蝉

申し訳ないながら、今朝は実に爽やかに始まりました。このところ時として(ここにしては)暑く感じる時もあり、エアコンも扇風機もない土地柄、団扇を使うくらいしかなすすべもなく、朝晩はさすがに涼しいので、日中はじっと木陰や室内で我慢!という日々でし…

植物を見る目を養う

永楽屋ガーデン岡田さんに年数回「花木語らう緑の園芸教室」を開催して頂いていますが、毎回違うテーマでやって頂いていますが、今回はもっとも特異なクラスでした。テーマは「植物の調べ方、残し方、選び方」で、本屋で行われる口座ならではの内容で、梅雨…

屋根のないアトリエにて

なぜこの何もない追分村に、かつての文人や詩人、アーティストが集まってきたのかなと、立原道造の卒業制作の舞台にこの地を選ばれたのかなと、加藤周一がここでの思索を好んだのかなと。 私なりに考えてみたら、一言で言うならここには何もなかったからだと…

緑陰と本と

一層緑の濃い季節になりました。梅雨の時期は我々にはただただうっとうしいですが、自然にとっては自動散水の時期というわけで、日々怖いくらい緑が増殖しています。おそらく夏至の前後の今が一番成長期です。おかげですっかり緑陰ができました。来週日曜日…

山の恵みの入った箱

東北大震災の発生の翌日、長野県北部の栄村でも大きな地震が起こり、家屋や田畑に大きな被害が出ました。亡くなった方の数が東北のほうが甚大で、被害も広範囲で、放射能の問題も追い討ちをかけ、栄村の被害はかすんでしまい、ほとんど報道もされていません…

BGMは蝉時雨〜〜

今日は番頭が松本の市場へ出向き、私は発送担当。天気予報では曇りのち雨なのに、午前中はせみ時雨が煩い!!ほどです。これならまだ雨は大丈夫と、久々に緑の王国(=国有林)を歩きました。 ■登山道入り口 登山道は両脇から草木が生い茂り、人が一人歩くの…

アヤメ原になる日は

追分の1000m林道の石尊山登山道入り口の東側から500mほど国有林が1000m林道に接しているところがあります。その昔ここはずっと追分原という名の如く草原が広がっていました。天領として牧場だったこともあることが、「駒飼いの土手」という遺構によって…

みどりの園芸教室

今年はじめての永楽屋ガーデンさんの園芸教室は、予約がめまぐるしく入れ替わり気をもみましたが、当日飛び込みもあり、結局5名でちょうど良い人数で行われました。初参加の方が多かったので恒例の「土の話」からスタート。実はこの「土の話」がとても肝心…

ハルゼミ と JAZZ

来るであろう最盛期まであと約二ヶ月。この間は案外軽井沢の穴場です。人が少なくてゆったりできます。さらにスノータイヤである必要はないし、水道が凍る心配もないし、ストーブの薪の蓄えも気遣わなくて良く、雨の備えだけしていれば良いのですと書くと呆…

緑のなかで緑を学ぶ

来る6月5日《日》は今年第一回の園芸教室です。本日の「さくだいら通信」にも載ったので、お申し込みの連絡をいただきましたが、資材の用意の関係もあり、できればお申し込みは明日夕方までにお願い致します。 ☆第1回『花木と語らう緑の園芸教室』 講師は…

雨の中を歩こう会

震災の後ということもあって延期となっていた{第二回信濃追分歩こう会」が行われました。雨天になる可能性も大きく気温も低い中でしたが、予定を上回る23名の参加がありました。通常ドタキャンもあって減るのですが、今回は悪天に関わらず当日に増えまし…

緑のピアノ

台風は何時の間にか低気圧に変身してしまったらしく、風はさほどひどくなく、暖簾も看板もすっ飛ばなくて良かったです。 いつもの事ながらビッグイベントの翌日は、少々気が抜けている我々。開店に備えてブックカフェを復元すべく少し早めに行ったら、玄関で…

ノイバラ忌

季節外れに白くなった浅間山でしたが、さすがに数日で消えていく淡雪でしたが、お陰でカメラを構えると雪の白と緑と花とが枠の中に共存しているふしぎな光景を見ることができました。まるでヨーロッパアルプスにでも行ったみたいでした。不運にもこの寒さで…

どうりで涼しい

月曜日は恒例の東京市場行き。今回も麦小舎(KIJI・BOOKS)さんが同行して下さいましたので車中は男列と女列で賑やかでした。 上信越道の窓外には、雨上がりの瑞々しい緑がミズキとフジに彩られて一段と綺麗で、その今一瞬の彩りを満喫しながら下山…

郭公と霧と

タラの芽のてんぷらからわずか一週間。どうもこの間、時間が早回しだったようでした。あっという間に緑化が進み、緑に取り囲まれたという感じです。コナラ、樅、ヒノキなどの花粉も撒き散らされているらしく、水溜りには薄い黄色の粉が浮いています。車も黄…

送春のこころ

熊田千佳慕の言葉―私は虫である (「生きる言葉」シリーズ 求龍堂2010) には、細密な昆虫画家だった熊田千佳慕の真髄が溢れています。クマチカ氏は地面に這いつくばって、虫と同じ目線になると様々なものが見えてくるといいますが、わたしも及ばずながらこの…

桜吹雪のなかで開き直る

満開のサクラに気がつくのが遅くて、なんとすでにはらはらと散り始めています。ひときわ大きいキビタキの声が林に響きわたり、移り行く季節を感じています。 フデリンドウに続いて、クサボケ(→)が咲き始めました。ムラサキケマンも。被災地で失われた図書…

サクラと青い空

週末が二日ともきっちりと晴れてくれました。 地面に落ちたサクラの花房にきがついておそるおそる見上げてみると、頭上はるかなサクラが満開でした。曇りと雨天が続いている間に、サクラが咲いていたのです。(今頃?と言わないで下さい。) このところ地面…

雨の夜には

台風が来ているんですね。台風一号とは聞いても、いつもならまだこの時期は本州の山際に住んでいるものには縁遠いニュースのような気がしますが、この大雨にも関係があるようです。本州に近づかないのもありますが、一体今年は何号まで生まれるのでしょう? …

藤色は初夏の色

今朝は風も無くまさしく五月晴れ!連休中一度もお目にかかれなった好天です。連休終わった翌日というのがなんとも・・・皮肉なこと。まあ雨の月曜日よりは仕事や学校に向かう足どりも軽かったでしょうか? 二週間ぶりに東京市場行きの月曜日。 桜がようやく咲き…

春景色は早回し

大型連休最終日の今朝はこの春一番の青空でした。すでに帰られた方も多いですが、今朝発つ方も知っています。多分、出発の準備をしながら、「ずるーい!!」と叫んでいたことでしょう、彼女なら。昨日寒い中庭仕事をしていたらしいし、ごめん。でも風もある…